陰性度の高い酸素の電子が二重結合しているので、自由電子は二重結合に(共鳴でもなく)存在していますが、その近くには炭素炭素一重結合をはさんでむこうにもマイナスに荷電した電子があるという状況。
問題にも普通は記入されない「:」という電子対のマークがわざわざ書いてあるわけで… 普通一重結合は自由電子がないので共鳴などいたしませんが…両脇にじゆうでんしがあれば二重… 残った電子が荷電電子… あとはわかりますね?
なお電子の共鳴というのは自由電子が延長というか、最初に設定されたところから流れだしてるということですよ。水量の少ない池でも近くに別の池がぽつぽつあれば両側から水が届くのでその間で水路が延長しやすくなるというイメージです。
あとは何度でもベンゼン環(流れるプールのような共鳴しまくり状態)を思い出してくださいね。