まず、レンガで一番ふつうのものが赤レンガです。ほかに白レンガなどもありますが。
なのにわざわざ「赤レンガ」というと、明治末期から大正にかけて、立派な建物の
象徴でした。後に鉄筋コンクリートにかわりますが。特に倉庫の場合、人が住むのではないので、鉄筋に建て替えずに使われていました。全国にいくつか「赤レンガ
倉庫」といわれるのはありますが、有名な横浜の場合、1989年くらいまで現役でした。それを改装して、レトロな雰囲気の建物として観光に利用しているのが、
最近の「赤レンガ倉庫」です。
赤煉瓦倉庫です。
煉瓦が赤いのは、酸化鉄含まれている為です。
なお、大正期から鉄筋コンクリートになったのは、関東大震災で煉瓦作りの建物が多数、倒壊した為です。
今でも横浜の公園から海を見ると大震災時に海に投棄した煉瓦片を見ることができます。