急いでいたので誤字があります。すいません。
ADHDに限らないのですが、最近かたまってきた精神系の新しい病名は、
「性格の極端さで周囲とトラブルが起きてしまうことも、一種の病気として治療の対象ととらえよう」
という考え方でできたものです。
ちょっと前まで、精神科で病気とされるのは、正常な思考能力を失っているか感情のコントロールを失っているかの、本当に脳の病気であるものに限られていました。
人の性格は人の数だけあってどれが正常、どれが病気とは本来決めつけられないものです。だから、性格の極端さから社会でトラブルを起こしてしまう人がいたとしても、それは周囲の人達が対応しないといけなかったのです。
ADHDをはじめとした性格の極端さにつけられた病名により、そうした問題にもっと公的な対応ができるようになりました。病気だということになれば医師が治療に当たったり、特別な教育プログラムを用意したりできます。
というわけで、診断が「正常」か「異常」か、もしくは「グレー」かは、本人にとってはあまり意味がないことで、まして過去にどうだったかというのはまったくどうでもいいことです。
たしかに、低学年時代にADHDだったとして、その診断がもらえていれば、暴れん坊であった質問者さんの対処にクラス内だけで困ることはなかったかもしれません。お医者さんも乗り出すことができました。それだけのことです。
まったく問題ありません。
社会に出たことはありますか?
子供のころの、ちょいと行き過ぎた言動は、社会に関わっています。
親を通して、先生を通して、他の子供立ちを通して、あなたに影響を与えます。
ちょいとばかり行き過ぎても、年を取れば、自然に落ち着いてきます。
それは、社会にあなたが出て、社会から直接現場を見て、判断できるからです。
むしろ、あなたは正常です。赤ん坊がねている。なにか大きな音がしてわーんと泣き出す。
あなたは泣いたわけです。反応しただけです。