Mac OSX 10.6.8の､ｼｽﾃﾑ環境設定→ﾃﾞｨｽﾌﾟﾚｲで､
現在ご使用中のﾏｯｸのﾃﾞｨｽﾌﾟﾚｲの解像度と
ｶﾗｰﾌﾟﾛﾌｧｲﾙが見れますので､
それに合わせて画像ｻｲｽﾞとｶﾗｰを調整されると
ｻｲｽﾞもｶﾗｰもぴったりの物が作れます｡

もしお持ちでしたら､Photoshopを使うのが一番簡単ですが､
他のｸﾞﾗﾌｨｯｸｿﾌﾄでも､解像度とｶﾗｰﾌﾟﾛﾌｧｲﾙを
埋め込んだり､同様にいじれるものなら､大丈夫です｡
ご使用中の解像度とｶﾗｰﾌﾟﾛﾌｧｲﾙを使用して調整します｡
特にご自分でﾓﾆﾀのｶﾗｰをﾌﾟﾘﾝﾀ用に調整
(ﾓﾆﾀｰｷｬﾌﾞﾘﾚｰｼｮﾝ)されて特殊なｶﾗｰﾌﾟﾛﾌｧｲﾙを
お持ちである場合以外は､Photoshopにﾃﾞﾌｫﾙﾄで
現在ご使用中のｶﾗｰﾌﾟﾛﾌｧｲﾙが見つかるはずです｡

例えば､私は同じOSX 10.6.8ですが､ﾏｯｸを二台使っていて､
一個はMacbook Airのｽｸﾘｰﾝでﾓﾆﾀｰｷｬﾌﾞﾘﾚｰｼｮﾝなし､
もう一個は21ｲﾝﾁ以上あるｱｯﾌﾟﾙの卓上ﾃﾞｨｽﾌﾟﾚｲで､
こちらは印刷出力用にﾌﾟﾘﾝﾀに合った特殊な色合わせがされております｡
今使ってる小さなMacbook Airのｽｸﾘｰﾝでは､ﾃﾞﾌｫﾙﾄで
解像度1280x800､ｶﾗｰﾌﾟﾛﾌｧｲﾙは普通のｶﾗｰLCDですので､
これらの設定を例にしますが､すべての方が同じｼｽﾃﾑで
同じﾃﾞｨｽﾌﾟﾚｲ設定を使ってるとは限りませんので､
必ずご自分のﾃﾞｨｽﾌﾟﾚｲ設定をご確認の上､
壁紙の解像度とｶﾗｰﾌﾟﾛﾌｧｲﾙを合わせてください｡

変更方法ですが､壁紙にしたい画像をPhotoshopなどで開き､
画像が画面ｻｲｽﾞ(例：1280x800など)よりも小さい場合で､
画像を拡大して画面ぴったりのｻｲｽﾞにしたい場合は､
ｽｸﾘｰﾝに合わせた解像度(例：1280x800など)に上げます｡
しかし拡大によって画像がぼやけたり､ｷﾞｻﾞｷﾞｻﾞに荒くなる場合は､
ﾌｨﾙﾀで調整します｡ぼやける場合はｱﾝｼｬｰﾌﾟﾏｽｸﾌｨﾙﾀ､
ｷﾞｻﾞｷﾞｻﾞになる場合は､少しｿﾌﾄにぼかした後に
同様にｱﾝｼｬｰﾌﾟして､ｽﾑｰｽな画像に直します｡

また､画像の拡大はせず､元画像の大きさは小さくても良いけれど､
その周囲を画面いっぱいまで特定の色できれいに埋めたい場合は､
画像の解像度はそのままで､ｽｸﾘｰﾝの解像度(例：1280x800など)の
大きさに合わせて､ｷｬﾝﾊﾞｽｻｲｽﾞの方を変更します｡：
http://www.openspc2.org/reibun/PhotoshopCS2/image/002/index.html
ｷｬﾝﾊﾞｽｻｲｽﾞを大きめ変更する際に､画像をｷｬﾝﾊﾞｽ内の
どの位置(中央や右端､下端など)に配置するかを決められます｡
画面で見るのと同じ､周囲に余白ができる形になります｡
配置位置が気に入らなければ､選択してｶｯﾄ＆ﾍﾟｰｽﾄすれば､
一個上のﾚｲﾔｰに持って来れるので､自由に動かせます｡
ﾓﾆﾀはRGBですので､CMYK画像の場合は､RGBｶﾗｰにして､
ｶﾗｰﾌﾟﾛﾌｧｲﾙも､ご使用中のﾓﾆﾀのｶﾗｰﾌﾟﾛﾌｧｲﾙと
同じものを使って作業していきます｡
ｽﾑｰｽに仕上げるために､ｽﾎﾟｲﾄﾂｰﾙを使って画像と同じ色を使い､
画像の周りの余った余白に埋め込みたい色を入れていく方が
きれいに仕上がります｡

ｽﾎﾟｲﾄﾂｰﾙで選択した､壁紙に合ったｶﾗｰと背景色を
ｾｯﾄにして名前を付けて保存する方法はこちらを参照下さい｡：
http://helpx.adobe.com/jp/photoshop/using/customizing-color-pickers-swatches.html#WSB7EF8928-1A12-4565-93D7-21A23C4F6F1Fa

壁紙を保存の際､ご使用中のｶﾗｰﾌﾟﾛﾌｧｲﾙを埋め込んで保存します｡
できあがったﾌｧｲﾙは画面にぴったりで､その中に画像があり､
周囲もきれいに埋まっていると思います｡

保存先は､ﾃﾞﾌｫﾙﾄではﾕｰｻﾞ/あなたの名前/ﾋﾟｸﾁｬﾌｫﾙﾀﾞが
一番簡単です｡そのﾋﾟｸﾁｬﾌｫﾙﾀﾞの中に入れておけば､
ｼｽﾃﾑ環境設定のﾃﾞｽｸﾄｯﾌﾟﾋﾟｸﾁｬで､
ﾃﾞﾌｫﾙﾄの｢ﾌｫﾙﾀﾞ｣の中から簡単に選べます｡
(もちろん､後で指定するのならば､別の場所でも良いですが｡)

こうして出来上がった壁紙は､あなたのﾓﾆﾀにぴったりのはずです｡
しかし､良い壁紙ができたので､会社などの別のﾏｯｸでも使おうと
持ち込む場合は､そのﾃﾞｨｽﾌﾟﾚｲ環境が今のと同じｻｲｽﾞで
同じ解像度の同じｶﾗｰﾌﾟﾛﾌｧｲﾙとは限りませんので､
再度､同様の微調整が必要になることもあります｡
その場合､同じ事の繰り返しですので､一度要領を覚えてしまえば､
そのﾏｼﾝにぴったりのｵﾘｼﾞﾅﾙ壁紙が簡単に作れてしまいますよ｡
ご自分で撮った写真などから､一から作る場合は､
大きめのﾓﾆﾀの方に合わせて作っておくと､
拡大よりは縮小の方が画質が崩れず簡単です｡