論文の過誤については云々するつもりはないですが
実際に「STAP細胞」と名付けた万能細胞を作ることが
出来たのかどうかという点が最大の問題点だと感じます。
論文の手法では、再現出来ないらしいですし
彼女の過去の論文にも、信じられないほどいい加減な部分が
多々見つかっているようですし、これが万が一嘘であれば
単に虚偽の論文を発表したということだけでなく
遺伝子工学による最先端医療に望みをかけている
病床で苦しんでいる患者さん達を騙したことにもなりますので
人間として、大変に罪が重い行為であると感じています。
また、iPS細胞でノーベル賞を受賞した山中教授にも
少なからず迷惑をかけることになっているでしょうし
日本人の研究者全体の信頼性を損なうことにもなってしまいます。
もし、個人的な功名心でこの様なことになったのであれば
大変悲しいことです。
いろいろ書きましたが、論文の内容云々はどうでも良いのです。
STAP細胞を再現出来れば、なんの問題もないと考えています。
それが全てでしょう。
学術的な論文の議論が週刊誌のゴシップネタのように扱われていることに違和感を感じます。
STAP細胞はあったのか? | 科学コミュニケーターブログ
STAP細胞:遺伝子解析された細胞は? | 科学コミュニケーターブログ
上記ページは、日本科学未来館の科学コミュニケータの方のブログですが、こういった、学術的にどこに問題があって、今のところ、どこまでが分かっているのか、といった事を理解しないと、門外漢が軽率に何かを言える問題ではないと思っています。
先ず、彼女の立場を考えてみると、全てがまるっきりの「嘘」ではない可能性が高いと思います。
何兆円どころでは済まないくらい膨大な資金が動く分野ですが、そういった分野に打って出ようと言うにはガードがゆるゆるです。
かといって、全てが捏造だったとしたらどういう結果が待っているかくらいは理解できない人ではないと思います。
ある程度の結果は出したことがある可能性が一番高いと思います。
ただし、本人の考え方には根本的に非常にルーズな部分がある。
学者としては致命的なほど自分に甘い。
偽造画像を指摘されて、「間違えただけ」って言っていますけど、子供の言い訳のようですね。
今後は彼女を抜きにして、彼女の論文の適用できる部分を探す作業が続くと思われます。
全てが捏造ではないとは思いますが、どの程度使えるかは未知数であると考えます。
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たけじん ベストアンサー |
STAP細胞の作製実験がうまくいかないのは、小保方さんの実験記述がいい加減だから。
そして、STAP細胞の発生の詳細がまとまっていないこと、手順がいい加減なため、コンタミを排除できていないと考えられる事。
実験条件の特定の幅が、小保方さんの提示したものより数ケタ狭い、もしくはコンタミ排除が数ケタゆるいと思われる。
?STAP細胞は生成されたが、生成条件は非常に狭い。
?STAP細胞は生成されたが、実験条件とは別に確率論として存在している。(たまたま偶然見つけた)
?STAP細胞は生成されておらず、ES等の別の幹細胞の混入を発見した。(コンタミ)
?STAP細胞は生成されておらず、意図的にES等の幹細胞をSTAP細胞と言い切った。
私の予想は?が本命で、?が穴ですね。まさか?であの報道に登場できないでしょう。
(と言いつつ、土器もES(韓国)も盲目のベートーベンもいるよなぁと思う)