関西人です。関西でも昔からありますし、昔から食べている人もまわりにたくさんいます。
ただ関西は食い道楽の大阪をはじめ、京料理の京都、和洋中の色々な旨い料理が食べられる兵庫など納豆以外にも色々な料理がある食文化の発達した地域です。
それで全国的に見た場合、毎日のように納豆を食べる人の割合が少ないだけの事と思われます。
なお元々京都や大阪でも納豆は食べていたようです。
http://nattou-niigata.com/
江戸時代では、京都や江戸において「納豆売り」が毎朝納豆を売り歩いていた。
http://www.med.or.jp/nichinews/n150120a.html
江戸時代には,江戸だけではなく,京都,大坂でも納豆売りはいっぱいいたんです.
なんとなくですが、ウドンや明石焼きに昆布でとった上品な白い出しを掛けて食し、関東ではそばうどんのつゆがちゃいろい、下品な味と驚く文化には、納豆の茶色いかつおしょうゆタレのおいしさが伝わりにくかったんじゃないかなとおもいます。
今はタレが工夫されてるものから売れているみたいで臭みがだいぶうちけされますけど、たべていると周りで「臭い」と顔をしかめる関西人が多かったです。臭いものはまずお母さんが買わないので家庭で子供達にもつたわらなかったのでは。
僕は二人とは違って、基本的に大阪人は納豆を大っ嫌いのように見えます。
給食で出た事が無い、という事も聞いた事があります。府自体で嫌いになるよう誘導しているように見えます。
納豆が嫌いな大阪人に、どうして納豆が嫌いなのか聞くと、ほぼ100%「大阪人だから」という回答が得られます。
つまり、納豆を嫌うのは大阪の文化です。
ただ、文化に塗りつぶされず、物事の本質を見極める人は日本には多くいます。納豆が嫌いになっていない大阪人というのは、そういった冷静な思考の持ち主なのでしょう。