問題は、胚が死んでいるかどうか。果肉や種皮は無くてもなんとかなるし、胚乳もギリギリ発芽にはなくてもなんとかなる。しかし、胚が死んでしまうとどうにもならない。
・加熱による蛋白質の変性。 これは致命的。いりごま、煮豆などはこれ。ほぼ100%ダメ。
・化学反応による蛋白質の変性。 化学反応による。
アルカリ処理はダメ。
酸は反応進行の度合いによる。酢酸は微妙な位置。ピクルス系は酢酸が強いのでダメだと思う。ウメボシは最近酸性が弱いものがあり、生き残る可能性がある。
アルコールは胚に到達してしまって時間がたっていると、たぶん無理。
塩分は大丈夫な可能性がある。超高濃度でも、胚の機能破壊にはつながらない。ただ、塩分を取り除いてから発芽の方向へ導かないと、そのプロセスで死んでしまう可能性がある。
・酸素欠乏は問題ない
・水分欠乏も基本的には問題ない。戻す過程の方が問題。(大賀ハスの発芽の話でも、乾燥は問題ないことがわかる)
・物理的に破壊されている物はダメ。
加工しても、中の方がそのままなら 発芽するでしょうね。