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なぜ人間はゴキブリなどの昆虫に拒絶反応を起こすのでしょうか
カメムシとか見るとキモすぎて心のそこから気持ち悪くなります

●質問者: So
●カテゴリ:科学・統計資料
○ 状態 :終了
└ 回答数 : 4/4件

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1 ● jan8

親の影響を受けたり、本人も悪い経験をする事で、
後天的に嫌いになっていくものだと思います。
男の子とか研究者とか、喜んで可愛がる人もいますよね。


jan8さんのコメント
見た目については、小さな粒が密集したものに対する恐怖症がありますよね。 トライポフォビアとか集合体恐怖症とか呼ばれているそうで、研究者もいるようです。 自論ですが、やはりこれもカビや虫が密集しているのを見て嫌な経験をする事で 後天的に恐怖症になっていくのではないでしょうか。

2 ● スパロウ

害虫にも様々なパターンがあって、ゴキブリは「不快害虫」「衛生害虫」「食品害虫」などに分類されます。

ゴキブリは雑食性で人の垢から髪の毛、油までなんでも食べます。名前も「ごきかぶり*1」が短縮されたものですので、相当の雑食なのでしょう。
そういった「気色悪さ」に加えた「虫特有のグロテスクな姿」、「すばしっこさ」が要因なのでしょう。

しかし実は、「人に害をなすゴキブリ」は、全ゴキブリ中1%にも満たない*2そうです。そもそもゴキブリは海外ではペット昆虫としてポピュラーな存在で、古くから食用としても扱われていたほどです。エビに近いそうですよ。


余談ですが、ゴキブリはなるべく逃がすか「凍らして」駆除することをオススメします。ゴキブリがメスだった場合、叩き潰すと卵が分散したり、卵を持っていなくてもフェロモンを出してオスのゴキブリを寄せ付けてしまいます。

*1:御器をかぶる(かじる)という意味から

*2:ちなみに日本に生息するゴキブリの種類は全体の約1.25%


bluegreenbeamさんのコメント
横から失礼します。 人に害をなすゴキブリというのは、どういうことがあれば、害をなす、というのでしょうか。 人に噛み付いたり、わるいウイルスや病原菌を撒き散らすという意味でしょうか。 そう言う意味では、ゴキブリは無害の動物ということ、と理解すればよいでしょうか。 なお、中には、人に害をなすゴキブリもいるのですね。どんな害なのか、恐ろしいです。

スパロウさんのコメント
>> 人に害をなすゴキブリというのは、どういうことがあれば、害をなす、というのでしょうか。 人に噛み付いたり、わるいウイルスや病原菌を撒き散らすという意味でしょうか。 そう言う意味では、ゴキブリは無害の動物ということ、と理解すればよいでしょうか。 << そうですね、噛みつく・直接病原体を撒き散らす(自らが媒体となる)、といった行動をとるゴキブリが「人に害をなすゴキブリ」ですね。先述通り、こういった害虫を「衛生害虫」といいます。 全く無害だ、とは言い切れませんが、基本的には害と言えば「稀に噛みつく」程度((雑食だから人を餌だと思ってる? そう思うとより怖い))ですね。病原体ですが、ネズミや蚊などと同様にサルモネラ菌を媒介します。

質問者から

虫は元々地球にいなかったって聞いたんですが関係ありますかね


3 ● スパロウ

地球に虫がいなかったことは特に関連性はないでしょう。虫は、古代に存在した節足動物の一種、三葉虫が「地上に適応する形で進化したもの」という説が有力ですし、ゴキブリやトンボは太古より姿形が変わっていない「生きた化石」としてもその道では有名です。

節足動物は、

に分かれていて、虫と呼べるのは主に鋏角亜門、多足亜門、六脚亜門だと思います。

書き忘れていましたが、カメムシの仲間は基本的に敵を撃退するために嫌な臭いのする物質を分泌します。広く見れば、セミやアメンボもカメムシの仲間です。
正確に言うと、セミはヨコバイ亜目の仲間、アメンボはカメムシ亜目の仲間で、特にアメンボは名前の由来になるほど「飴のような臭いがする」そうです。

脱線しましたが、虫恐怖症は大抵の場合、「虫には毒がある」というイメージが誇大化してしまう「虫への無知」が原因とされているそうです。「ゴキブリに毒なんてあったらたまったもんじゃありません」けど最近ではゴキブリが殺虫剤に適応して「毒を持ち始める可能性がある」とまで言われているので、あながち間違いでもないでしょうね。


4 ● miharaseihyou

現在の衛生感覚は、多くの場合過去の歴史が影響しています。
例えば西欧でネズミが強く忌み嫌われますが、これは「ペスト」の大流行が影響しています。
ネズミがペストを媒介したことから、特に生理的な嫌悪感を持つまでに民族的にインプリントされちゃっています。

ゴキブリは古くは「ご(御だったか五だったか?)器かぶり」として文献に登場します。
色々な器をかぶって、つまり囓って食べちゃったんですね。
食器の周辺で徘徊するもんだから腐敗菌の媒介などが疑われる。
伝染病に関係するかもしれない。
腹下しの種や色々な病気を持っているらしいと断罪されて、もちろん大腸菌など持っているとは思いますが、生理的な嫌悪感が歴史的に培われたと思われます。
親から子へ初期教育の段階でインプリントされているらしい。

そういう意味では一番嫌われている昆虫は「蚊」です。
日本脳炎やマラリアなど、流行病の原因になるだけでなく、刺されると痒いし血(栄養)を吸われる。
ただし、明白に指摘した文献は存在しません。

なぜ記録されていないのか?・・・って言うと、日本的な事情により、常識は記録されないからです。
キリスト教系は宗教的な強迫観念から、何でも微に入り細に入り記録しますが、日本人は考え方の本質が違いますから。

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