そもそも書き順というものは「筆順指導の手びき」というものがさだめられたために生じているものです。
その中には、留意点として、
「本書に取りあげた筆順は,学習指導上の観点から,一つの文字については一つの形に統一されているが,このことは本書に掲げられた以外の筆順で,従来行われてきたものを誤りとするものではない。」
とあります。
つまり、書き順は教育上便利なため定めているのであって、違っていても間違いではないんです。
教わった年代や中国、台湾などでは同じ文字でも日本とは書き順が違うことがあります。
http://kakijun.jp/main/hitusjunsidonotebiki.html
http://www.shosha.kokugo.juen.ac.jp/oshiki/jyugyo/tokuron/7-1_tebikiyori.pdf
リンクは漢字の場合ですが、速く整った文字を書くうえで必要みたいです。
形がくずれたものであっても、どんな文字かが判断しやすいということを考えて決められたもので正しいとか間違っているとかの問題ではないと思います。
http://kids.gakken.co.jp/box/nazenani/pdf/19_kotoba/X1200003.pdf
筆順には複数あるみたいです。
http://home.hiroshima-u.ac.jp/forum/29-2/hitujyun.html
異なる書き順で書いたほうが美しい書体があるとはいえども・・・
そもそもその字の成り立ちから書き順は派生するものである。
であるから、やはり正しいか基準で書いてこそ、その字の本来の魂みたいなものが表現でき得ると。
昔の字は全部同じ書体で、書き順は昔からあると思うので、それの名残なのでは?