心不全は、「結果論」です。
「心臓が弱っている、その結果体全体も弱っている」というような意味で使われる言葉です。
ですので、治療薬も心不全自体にはありません。
その原因症状によりさまざまです。
[7]心不全||心臓|循環器病あれこれ|国立循環器病情報サービス
心不全をきたす原因は一つではないからです。心筋梗塞や心臓弁膜症など、あらゆる心臓病はもちろん、例えば高血圧で長年、心臓に負担がかかっている場合などでも、しだいにその働きが落ち、心不全の原因となります
まずは原因をしらべ、治せるものは薬や手術で養生して、体力がついてから(若ければ)心肺機能をゆっくり鍛えていきましょう。
そのほかの答えについても上のリンク内で説明してあります。急性と慢性で扱いがちがうことに注意して読んでみてください。
40代の後半に「心不全」で救急車で運ばれ、2か月の入院の後に完治した者です。
心不全は様々な循環器系のトラブルが原因になり、結果的に心臓が正しく働かなくなった状態のことで、心不全を引き起こした原因によって対処方法は異なります。
ビギンさんの場合はどのような誘因をお持ちなのでしょうか?
私の場合は高血圧が原因となり、心臓にゴミがたまった状態になり、機能しにくくなるといった結果をもたらしました。すかさず死につながる危険があるということで、最初はICUにて治療を受けました。
投与された薬は、血圧を下げ水分を抜くためのラシックスと、血液の凝固を防ぐ薬でした。これは原因と症状によって異なってくると思いますので医師に相談して下さい。
軽症の場合は完治します。現に私は完治しました。
心不全の症状がなくなり、かつ原因の治療もしていれば、運動は普通に可能です。
湯船にはつかっても大丈夫です。入院中の危険な時以外は、医師にも止められませんでした。
心臓は痛くはありません。ちょっと息苦しいくらいです。
入院の期間は、心不全を起こした原因によって変わってくると思いますが、私の場合は2か月程度でした。
いずれにしても「心不全」という結果よりも、それを引き起こした誘因を取り除く方が大切なので、早めに専門医の診断を受けることをおすすめします。
心不全とは簡単にいうと心臓の縮む力が足りなくなった状態のことです。
不全なのが心臓の右側か左側かで、直接影響を受けるのが体循環系と肺循環系かが変わります。
そのため症状や対処法も変わってきます。
心不全はほとんど症状がない段階から始まり、
進行すると運動が困難になり寝たきりとなります。
左心不全
左心房の圧力があがり、肺を中心に鬱血や肺水などの症状が現れます。
右心不全
多くは左心不全のあとにおこり、下半身に体液が溜まったり、静脈が膨れ上がったりします。
治療薬としては、
ジギタリスなどの強心剤は神経に働きかけ、一時的に心臓が収縮する力を強めます。
静脈に液が溜まったものは利尿薬で解消します。
息切れや動悸は薬によって抑えることが困難です。
東洋医学の鍼灸を組み合わせることが有効であると言われています。
心不全は治る病気です