1)ウイルスメール、スパムメール対策を行うのが簡単になる。
2)感覚的に100%。以前は、乗っ取ったPCから直接ISPに投げつけるSPAMがいっぱいありましたが、端末から直接SMTPで外部にしゃべれなくなっているので。
3)各国、各国内のネットワークが細分化されてゆくので、増えてゆくでしょう。
仕組みに興味がある方には好感持ちます。
参考:
PCでメールのプッシュ機能 iOSやAndroidOSなどスマホ用のOSでは… - 人力検索はてな
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JULY ●50ポイント ベストアンサー |
今時の多くのメールはこんな感じにリレーしています。
宛先のメールサーバが小規模の場合、(C)→(D)が同一サーバ上、という事が多いですが、今も昔も、基本、上記の3つのリレーが基本です。
今から四半世紀前の大昔だと、こういったメールリレーの途中に、そもそも、IP レベルで接続していないサーバ同士での中継があったり、もっと複雑なリレーの仕組みがあったのですが、現在はそういったリレーは皆無と言って良いでしょう。
昨今の傾向としては、(A)→(B)の部分で、認証が必須となる Subission ポートを利用するケースが増えています。元来 SMTP は、サーバ間のメール転送用プロトコルで、PC からの送信を想定していない(故に、ユーザ認証機能は後付けの SMTP-AUTH はあるけど必須ではない)ため、spam 発信する人に取っては都合が良かったのですが、多くのメールソフトで SMTP-AUTH 対応が進んだため、(A)→(B)で SMTP-AUTH 必須とするケースが増えています。
企業内の場合は(B)に該当する部分が何台もある場合があります。企業規模がそもそも大きくて、各拠点の(B)が中央の(B)に中継して、といった事をしているケースや、情報漏洩対策で、送信内容のチェックやアーカイブ(メールのコピーの保存)や、上長の承認が無いと、添付付きの社外メールは送信できない、といったシステムが入っていたりします。
(C)→(D)の間にも(B)の時と同様、企業内にいくつかリレーする物がある事があり、spam 判定をするもの、添付ファイルのウィルスチェックをするものが、間に挟まっている事があります。
...というのが一般的なメール中継の流れですが、quesit さんがイメージされていると思われる(B)→(C)の部分は、SMTP 的には一回で終了します。つまり、「あるドメインから別のドメインへの転送」という意味では一回だけです。いくつものメールサーバを中継するのは、送信元、もしくは、受信先の内部での中継で、組織規模の大きさや、spam、アンチウィルス、情報漏洩対策などの付加的な処理を行うために利用されています。