相手が自分のことを好き(というか真剣に愛してくれている人)を選びましょう。
自分からは後からでも相手のことを隙になれるものです。
もちろん、お互いに愛し合っているのが一番です。
でも、見合い結婚が普通だった時代もあります。それで幸せになった夫婦も多いので、「恋愛感情が全て」とは一概に言えません。
結婚前は誰しもが不安になるものですが、その人と一生を共にできるのかどうか、考えてみてください。
長く一緒に暮らしていると、愛情というか、相性の問題も大きくなりますが、まあたいていのことは慣れますよ。
離婚経験のあるおばさんです(自分の病気療養のためですが)。
10年間、前夫と共に暮らして思ったのは、恋愛の延長の「好き」は結婚して共同生活してしまうとあっというまに消えてしまうということでした。
後は、生活費とか家計のことや、食事のことなど家事のことで精一杯。共同生活してみて分かる「げげげ! これってありえない!」が沢山見つかり、驚いたり。
脱いだ靴下をちゃぶ台の下に隠すなっ!
ピーマン食べなさいっ!
納豆……死ぬほど嫌いですか。自分大好きなのに……どうしよう……(結局、吉牛の朝定食をたまに食べに行くことに)
というような日々が続き、車の税金支払いや車検の季節になるとお金をどうやって捻出するか頭を悩ませ……
なーんていうドタバタとした日々が続いて、好きだのなんだのとかどっかいってしまいました。
いつのまにか、夫婦というより兄弟のような感覚になってましたね。何でも話すことが出来て、ふざけたり、バカな話で腹抱えて笑ったり、病気が重くなって辛くてめそめそしてる自分を気遣ってくれたり。
でも……これって、恋人から家族になったって感じだよなー?って振り返ると思います。子供が居ないので、兄弟が共同生活している感覚になってしまっただけなのでしょう。
療養生活はまだ続いており、復縁は考えていません。前夫とは時々連絡を取っていますけどね。
恋愛と結婚生活は別のもの。
恋愛の好き、と、夫婦の絆も別のもの。
自分の経験だけからですが、そう思うのです。