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電気治療において、表層の筋肉に対して刺激を行った場合、その奥にある神経に電気刺激が届くのにはどれくらいの強さが必要なんでしょう?

●質問者: 匿名質問者
●カテゴリ:医療・健康 科学・統計資料
○ 状態 :終了
└ 回答数 : 1/1件

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1 ● 匿名回答1号

「届く」の意味にもよるかも知れません。人体は神経部分だけが電気を通すわけではなく、池の水面を叩くと波が池全体に広がるように、電気的な刺激も身体の成分すべてにじわっと広がります。「この強さ→この波」という一対一の関係になりにくいです。

神経のある深さまで電流が減衰せず伝わるかどうかは、池の向こう岸に波が届くかどうか、という問題に似ていて、電気の強さと、神経のある場所までの距離が大きく影響します。神経までの距離は身体の部位や個人の体格の差でかなり違うので、最低限、体のどの部分でやるのか、と、できれば対象者の年齢・性別・おおよその体格を指定しないと、数字を出すことができません。

またその他に、電流の「波の形」を考える必要があります。ふつう、こういう治療で使う電流は交流なので、「波の強さ」の他に「形」を決めなければいけません。山と谷をどれだけ早く繰り返すか(周波数)や、山谷の頂上が滑らかなのか、カクカクしているのか、など。同じ強さでも形によって伝わりやすさが異なるようです。

また、神経に電気が届くことと、それで痛みを感じるかどうかも別な問題のようです。いま、EMSという電気治療機器の開発では、「なるべく深く届いて、しかも痛くない波形」を目指して研究が進んでいるみたいですね。
http://www.nishinakajimaclinic.com/shinryo/rehabiri/ems/ems.html

メーカーによっては、「強」にするとかなり痛いものもあるようで、安全性についても基準がまちまちです。強ければあぶない、弱ければ安全、という簡単な線引きができないからだと思います。

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