▽1
●
なぜなに ●300ポイント ベストアンサー |
アクワイアラーとは、クレジットカード業界の中で、
加盟店契約業務(加盟店の募集や管理など)を行う
加盟店契約会社のことを指します。
JCBがお店などで使えるように、加盟店の募集や管理をします。
アクワイアラーは、原則的に日本ではクレジットカード会社(JCB)が兼任し、
海外(Visa, Master等)ではイシュアーである銀行か、
その銀行が専門業者に委託しています。
そのため、日本のJCBの加盟店契約業務を行うアクワイアラーは、
基本的には、プロパーJCBまたは提携JCBに関わらず、JCBです。:
http://www.kokusen.go.jp/wko/pdf/wko-201211_01.pdf
国際ブランドであり、アクワイアラーでもあるJCBが更に
イシュアーとして直接カードを発行するプロパーJCB(JCBカード)の他に、
JCB付きのセゾンカードなどのJCB提携(契約)カードがあり、
更にセゾンなどと提携している一次・二次カードもありますが、
その場合も、提携カード会社は、提携カード発行業務や
提携カード会員(顧客)管理を担当するイシュアー部分に関与するだけなので、
JCB加盟店契約業務のアクワイアラーの方はいずれもJCBが担当のようです。
JCBがアクワイアラですので、プロパーJCBカードとJCB提携カードのどちらを
加盟店で利用されても、アクワイアラーフィーはJCBの方に行きます。
(※アクワイアラーフィーは、アクワイアラの手数料のことです。Fee=料金。)
ただし、日本であってもVisa, Masterカードや提携カードの持ち店舗などの場合は、
提携カード会社や一次・二次カード会社がアクワイアラの場合もあるそうです。
ただし、イシュアーフィーの方は、プロパーJCBでないJCB提携カードの場合は
その提携カード発行会社(イシュアー)に行く場合がありますし、
カード年会費が必要な場合の年会費や、ショッピングでの分割リボ払いや
キャッシングを利用した場合の金利や手数料は、プロパーJCBでない場合は、
JCB提携カードを発行した契約提携カード会社に行くので、
JCBがアクワイアラーフィーを常に取っていてもビジネスが成り立つわけです。
また、加盟店から受け取ったアクワイアラーフィーの一部は、
提携カードの場合は、イシュアーにも分配されています。:
http://image.itmedia.co.jp/makoto/articles/0710/24/ay_cc03.gif
ご質問で、「アクワイアラの扱いがわからず、普段カードを
利用していても見えない部分」とおっしゃっている理由は充分納得できます。
なぜなら、カードユーザーは国際ブランドとイシュアーとは関係しますが、
アクワイアラは普段カードを使うユーザー側ではなく、
JCBカードを扱う加盟店側のみに関与しているからです。:
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0710/24/news028.html