生牡蠣を大量にいただきました｡食べきれないので､保存をしたいのですがｵｲﾙ漬けなど保存方法をおしえていただけますでしょうか｡…

ｺﾝﾌｨか､炒り煮にすると良いと思います｡

ｺﾝﾌｨは､低温の油でゆっくりと煮ます｡
牡蠣の下ごしらえは必要ないと思いますが､塩水で洗ってください｡

鍋に､牡蠣､つぶしたにんにくを一片､唐辛子を少々入れます｡
ひたひたになるくらいにｵﾘｰﾌﾞｵｲﾙを入れて､できる限りの弱火で煮ます｡
軽くふつふついう程度をｷｰﾌﾟしたいところですが､一番小さい火加減でも､ぼこぼこ言うようなら､火から外して､落ち着いたらまたかける､ということを何度か繰り返します｡
身がぷっくりとして､一回り小さくなったら出来上がりです｡
時間にして10?20分というところです｡

牡蠣は､きっと良いものだと思うので､にんにくや唐辛子は､なくても良いと思います｡

粗熱を取ったら､牡蠣が油に浸るようにして保存してください｡
空気を遮断することで､持ちをよくします｡

ｵﾘｰﾌﾞ油に浸けた状態なので､ｵﾘｰﾌﾞ油を使う料理に向きます｡
例えば､ﾊﾟｽﾀとか｡
じっくりと焼いた長ねぎと合わせると､ものすごく旨いです｡

油をよく切って､ｻﾗﾀﾞのﾄｯﾋﾟﾝｸﾞに使ったり､粉ﾁｰｽﾞやﾊﾟﾝ粉を振って､ｵｰﾌﾞﾝﾄｰｽﾀｰで軽く焼くのも美味しいです｡
ｵｰﾌﾞﾝﾄｰｽﾀｰで焼くときには､殻に乗せて焼くと見栄えが良いので､何枚か残しておいても良いかもしれません｡

炒り煮は､酒炒りが良いんじゃないかと思います｡

小鍋を熱して､牡蠣を入れて､日本酒を軽く振ります｡
強めの中火で､焦げ付かないように牡蠣を転がしながら､炒っていきます｡
火にかけ始めると､牡蠣から水分が出てきます｡
更に炒って､水分を飛ばすように炒っていきます｡
水分が9割方飛んで､ぷっくりとした状態になればできあがりです｡

最後に､醤油を少しだけさっとかけて､香りがしてくるまで20?30秒くらい炒っても､美味しいです｡

こちらは､水分を飛ばすことで､持ちをよくします｡
とはいえ､ｶﾗｶﾗになるまで炒るわけではないので､ｺﾝﾌｨに比べると､あまり持ちません｡

そのまま､お酒のｱﾃか､ご飯のお供にいただきます｡
酒炒りは味をつけてませんが､牡蠣の旨みがｷﾞｭｯと圧縮されてるので､そのまま食べても十分に美味しいです｡
好みで､柑橘系をちょっとかけるか､柚子胡椒をつけると旨いです｡

食べきれないくらいの牡蠣ですか｡羨ましい :-)､