手続的には簡単です。
第十条
(1項略)
もつとも、この条約が十年間効力を存続した後は、いずれの締約国も、他方の締約国に対しこの条約を終了させる意思を通告することができ、その場合には、この条約は、そのような通告が行なわれた後一年で終了する。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/usa/hosho/jyoyaku.html
そうすれば米軍は日本から撤退です。経過措置は定めることになりますが。
60年、70年安保延長の際の混乱から、日米安全保障条約は、自動延長(期限なし)になりました。一方の意思表示で、通告後1年で廃棄できます。
(即時廃棄可能にすると、日本が侵略された瞬間に廃棄されて悲惨なことになるので。)
防衛省・自衛隊:予算等の概要
27年度の概算要求で、1,723億円ある「在日米軍駐留経費負担」がなくなるかわりにロシアや中国への上納金が必要になるでしょう。
安保は破棄できるが非現実的である。
どんな条約も条約である以上は破棄できる。
でも破棄したらアメリカより日本がまず困る。
よって非現実的、有り得ない。
安保は破棄したらば・・・
日本近くの暴君のいる某国のような立場に陥る。
よって日本に擦り寄ってくるだろう。
アメリカにバカにされ経済制裁を食らわせられる。
沖縄県民は喜ぶが、一時的に終わる。
中国が攻めてくる。
手続き上はできます。
しかし、現実問題それはできないでしょう。
日本は核は勿論武力行使も現憲法、現法の中ではできません。
それにもかかわらず周辺国が日本と距離を置いているのは米国の傘の下にいる為です。
勿論独自防衛を掲げて米国と手を切る事も可能でしょうが、それには軍事力の強化に伴う膨大な費用と人的負担が必要となります。