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サーバーではUNIX系が普及していますが、それに比べ、パソコン上のソフトウェア(GIMPやInkscapeなど)が普及していない理由は?

●質問者: torimaki
●カテゴリ:コンピュータ
○ 状態 :終了
└ 回答数 : 1/1件

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1 ● JULY
ベストアンサー

全くの個人的な意見ですが、

という事が大きいと思います。

GIMP に対しては Photoshop に代表されるペイント系ソフト、Inkscape には Illustrator に代表されるドロー系ソフト、OpenOffice/LibreOffice に対しては Microsoft Office など、既に商用ソフトが存在して、しかも、それらを解説する書籍や、周りに実際に使っている人がいる、といった事が、後発ソフトには必ずハンディキャップになります。単に「無料で利用できる」だけでは、そのハンディキャップは埋められません。

同じ事は、サーバで UNIX 系 OS や UNIX 系 OS を対象にしたソフトウェアが普及しているのも、それらのソフトが Windows より先行して利用されていたから、という事が大きいでしょう。インターネットの黎明期は、今よりも遥かに UNIX 一色で、PC は MS-DOS の時代ですから、出る幕もありませんでした。

ちょうど、その境界線が社内ネットワークのような、組織内の LAN 環境で、サーバ OS としての実績は UNIX 系 OS が強いけど、小規模な LAN だと、「パソコンの詳しい人」が構築することになり、パソコンの延長線上にある Windows Server が選ばれやすい、といった事があって、その辺がせめぎ合いになっていると思います。

ちょっと視点を変えて、「なぜ、オープンソースのアプリケーションソフトは後発になったのか?」となると、1990 年代前半のコンピュータを取り巻く、いろいろな悲喜こもごもがあって、それだけで1冊、本が書けちゃいそうですが、私感としては、90 年代前半の時点で、PC では既に、個人が店先でソフトを購入できる状態だったのに対し、UNIX はワークステーションと呼ばれる、とても個人では買えない高価なハードウェアで動いていて、しかも、メーカ毎に異なるハードウェア・アーキテクチャで、一口に UNIX と言っても、実質的にはメーカー毎に異なる OS のようなものだったので、個人が買えるような価格でソフトが流通できるような市場では無かった、というのがポイントだったと思います。


torimakiさんのコメント
JULYさま、ご回答、ありがとうございます。 パソコンは商用・市販ソフトウェアが先行し、サーバーはフリーソフトウェアが先行したという御意見。なるほど、なるほど。90年代のコンピュータ事情は、機会があったら、何かの書籍でも読んでみようと思います。 パソコンに関する限りの、当方の感想は、こんな感じです。 MicrosoftやApple、Adobeの場合は電話でのサポートが充実している。それに対し、フリーソフトウェアを知る場合は、関係ありそうなウェッブからウェッブへと、ウロウロすることになる(で、しまいに、いやになって来る)。 書籍のばあい、そもそも、そのフリーソフトウェアのタイトルがないケースがあるし、逆に、人気のあるソフトウェアの場合、多すぎて、あれこれと手を出してしまうことになる(やはり、いやになって来る)。 フリーソフトウェアのフリーは、リチャード・ストールマンといったハッカーたちの間では、「自由」という意味合いが大きかったようですが、「無料」というふうにとらえた場合、そのへんに、そごが生じてしまう。手間やヒマ、それにモティベーションの減退といったコストが、大きいような感じがしています。

JULYさんのコメント
フリーソフトウェアの話は、2000 年頃は大きな話題になっていましたね。でもそれは、あくまでもソフトウェアを生業にしている人たちの間であって、エンドユーザにとって何か問題があったかというと、せいぜい、自慢げに「フリーソフトとフリーウェアは違うんだ」とうんちくを聞かされる事がある程度で、エンドユーザのソフトウェア選択に対する影響は無かったと思います。 ただ、日本特有の問題として、オープンソースではない無償ソフト(いわゆるフリーウェア)、というのが一定のプレゼンスを持っていて、ソフトウェアが好きな人が、「自分一人でソフトを作る」方に行ってしまって、オープンソースのローカライズのような、地味だけど、でも一般の人が利用するには必要な作業をする人が少なく、日本人が普通に使えるところまでたどり着くソフトが多くない、という事もありそうな気がします。

torimakiさんのコメント
あっ、たしかにローカライズの問題はありそうです。多くのフリーソフトウェアは、日本人にとって使いにくいインターフェイスですよねぇ。

世良満久さんのコメント
Pixiv(絵描きさんの交流サイト)見てると結構GIMP使って見える方を見かけますし、GIMPの書籍も多く出ていますし雑誌でもよく取り上げられていて普及率は上がってきているように思います。 オフィスソフトはMicrosoftOfficeが2007よりユーザーインターフェイスを大きく変えた事で、LibreOfficeやApecheOpenOfficeへと移行を働きかけるブログなども多く見かけました。 業務をオープンソースに移行する自治体が海外や国内で現れたことなどからみると、かなりの実績を広げているように私は思います。 ただ、今までMicrosoftやAdobeに投資して教育して業務を行っていた企業がオープンソースへの業務移行への教育を行うより、継続して既存資産を維持する方向に出資しているということでしょうか。 OfficeスイートやWEBDTP関連ソフトのスキル取得まで必要ないユーザーさんたちは、AndoroidやiOSのアプリで満足してわざわざスマホやタブレットをPCにつないでソフト加工を行うようなことはしないように思います。 それに対し企業が業務として使うのであれば、MOS資格やAdobe認定資格を取得した求人を行えば一定のスキルを持った社員を雇用することができます。 残念ながら現在のオープンソースのアプリケーションに欠けているのはスキル取得教育の場と認定機関がない事です。どれだけ面接で私はオープンソースアプリのスキルを持っていますと語っても評価を得られることは僅かでしょう。 オープンソースのサーバーやネットワークにおいては多くの専門書があり資格認定があるのは、やはり企業からの要望があるという背景と思います。 10年後OSとハードがどのように普及しているか私では予想もつきませんが、今現在個人的にはxUbuntuを愛用していますしGIMPは手放せませんしFirefoxも長い付き合いです。けど職場はWindows7とExcelWordで作成してシェアしなくてはならないのでMOSも取りました。そんな私の今の悩みはOffice365への移行が、自宅職場共に必要となってくるのかどうかまだわからないことです。 LibreOfficeやApecheOpenOfficeへの移行を首脳層に説得できる要素がコストだけなのがとても残念です。けれども個人的にはこれからもUbuntu環境を含めたオープンソースを利用して応援していきたいと思っています。 駄長文大変ご無礼しました。世良満久〆

torimakiさんのコメント
世良満久さま ご意見、ありがとうございます。 以下、個人的な意見にて失礼!! 自分のパソコンだけで完結するのなら、フリーソフトウェアでも良いんです。でも、相手がいるばあい、そうとも言えないケースがありまして。 たとえば、いぜん、文章を(アップルの純正ソフトである)Pagesで書き、txtファイルに書き出した上で、先方に送ったのですが。レイアウトが崩れるという理由で「Wordで書いていただけますか」と言われましたっけ。とほほ…。 フリーのデザイナーにとって、Adobe製品の購入は負担が大きい。できればフリーソフトウェアを使いたい。そういう感じがあると思うのですが、Inkscapeを使ってデザインしても、客先の印刷屋さんがIllustratorを使っているため、受け入れてもらえない…。 ま、それに比べると、イラストレーターという職種は、相手の環境には左右されない。なので、GIMPを使う人が、わりと多いんじゃないかしらん。 「企業が業務として使うのであれば、MOS資格やAdobe認定資格を取得した求人を行えば一定のスキルを持った社員を雇用することができます。」という御意見も、相手の事情に調子を合わせざるを得ない点で、似ている感じがしますねぇ。 「残念ながら現在のオープンソースのアプリケーションに欠けているのはスキル取得教育の場と認定機関がない事です」「オープンソースのサーバーやネットワークにおいては多くの専門書があり資格認定があるのは、やはり企業からの要望があるという背景と思います。」こちらは、本質問に関する、思ってもみなかったお答えで、説得力があります。新鮮です。
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