「バットマン ビギンズ」シリーズの執事アルフレッドはいかがでしょうか?
主人に忠実な執事でありながら、ときには父親のようであり。
ダークナイトライジングのラストが良かったと思います。
執事といえば、南北戦争前後の黒人執事たち。
奴隷と執事の境目を描いています。主人の扱いによって、人になるか奴隷になるのか、同じ執事でも違ってくる。
奴隷となるか、召使いとなるか、それとも…という対比が見事なジャンゴ。
アフリカ系執事との絡みが、当時の人種差別の現実を突き付けます。
ほぼ実話ですが、
歴代大統領にホワイトハウスで仕えた執事。こちらもアフリカ系。
人種差別というラベルを使えないはずの大統領府で、アフリカ系執事がどのように扱われていたのか、そして、その執事の息子の政治的活動との対比。印象に残る作品でした。