機嫌が悪いのは対象への理解度が比較的高い(相手の機嫌が悪い原因が予測できる)
気味が悪いのは対象への理解度が比較的低い(自分でもどうしてかわからないが違和感がある)
気持が悪いのは対象を問わない。おそらく自分の問題でもある(理由はどうあれ違和感があるとの表明)
いいかえると
機嫌が悪いはタイミングが悪い
気味が悪いは場が悪い
気持が悪いは相性が悪い
「機嫌が悪い」は相手か自分かの人間の心の状態で、他の2つとはジャンルが違う。
「気味が悪い」と「気持ちが悪い」は、何かを見た・感じた時に思う気持ちで、似てるけど微妙に違う。
殴り続けた相手がニヤニヤしていたとして「気味が悪い」というときは、何かこっちの知らない奥の手を隠してそう。「気持ちが悪い」というときは、こいつはマゾなんじゃないかみたいな、単に理解できない感じ。
「気味の悪い夜道」は、幽霊とか強盗とか、なんか出てきそう。「気持ちが悪い夜道」は、生あったかいとか、普通に嫌な感じ。
だから、「気味が悪い」は、自分に何か害が及びそうな嫌な感じ。「気持ちが悪い」は、自分に害が及ぶかどうかは、関係ない嫌な感じ。だと思います。
機嫌が悪いのは、人間の心の状態が怒りやすくなっている感じ。
気持ちが悪いのは、理解できないとか、普通に嫌な感じ。
気味が悪いのは、理解できないとかの嫌な感じ+予想のできない害が自分に及びそうな感じ。
ってのはどうすかね?
機嫌が悪い
イライラ(虫の居どころが悪い、プッツンの一歩手前)
気味が悪い
ゾッとする(不気味、正体不明で得体が知れない)
気持ちが悪い
キモッ、キショッ(気色悪い、生理的に受け付けない)
オエッ(体調にまで影響が及ぶ)
▽4
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たけじん ベストアンサー |
機嫌が悪い : 身体的な現象を原因としない、思考の悪化。第三者から見ると、怒ってる感じ。
「今日は、ママ機嫌が悪いから話しかけない方がいいよ、パパ」
気味が悪い : 自分ではない対象を、不審な物や自分に害をなすものと認識している状態。その原因を、論理的に説明できないときに特に使用する。第三者から見ると、怖がっている感じ。
「あの墓地はいつも気味が悪い。犬の散歩に行くと、誰もいないのに後ろから足音がする」
気持ちが悪い : 大きく2種類に分けられる。
1 身体的に不具合があるために不快な状態。吐き気とか頭痛とかフラフラするとか、身体的に説明できる場合。または、「そんなもを見る(触る)と気持ちが悪くなっちゃう」という仮定から、不快な物体や環境を示す。
「飲みすぎて気持ち悪い」
「お前が吐きそうにするたびに、こっちも気持ち悪くなる」
2 気味が悪いの置き換え。または類似。理解できない、若しくは受け入れがたい人物を「気持ち悪い」と評して排除する。(最近の用法)
「あの人オタクなのよ。気持ち悪い」