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もしFX(外国為替証拠金取引)が禁止された場合、社会にどのような不都合がありますか?

株の取引を禁止にした場合は、株式会社は資金の調達が
難しくなるという実害があることが理解できます。
また「誰かが得をすれば誰かが損をする」というゼロサムゲームではなく
投資家が事業が成功しやすいものを見極められるようになると
そのお金で事業を成功させた会社も投資家も儲かるという仕組みを作ることができます。
世の中の大企業はほとんど株式会社であることからも、
株は世の中にとって非常に大切であることが理解できます。

一方でFXに関しては、ぱっと見る限りゼロサムゲームのように見えます。
FXが活性化することで社会全体に対して何らかの良い効果はあるのでしょうか?
個人的には、需要と供給を釣り合わせ、外国為替の取引を安定化させる効果等が
あるのではないかと考えていますが、本当のところはどうなのでしょうか。

このような質問をすると「ギャンブルだから無くなるべきである」といった
主観的な持論を展開される方ががいますので
表題の通り、FXが禁止された場合の社会全体へのデメリット「のみ」を
質問する形にさせていただきたいと思います。

●質問者: quesit
●カテゴリ:政治・社会 経済・金融・保険
○ 状態 :終了
└ 回答数 : 3/3件

▽最新の回答へ

1 ● owada
●100ポイント ベストアンサー

>FXに関しては、ぱっと見る限りゼロサムゲームのように見えます

ということに関して、決してそうとも限らない事実があります。
(1)将来の為替レートを確定することで為替リスクを限定しておきたい事業者のヘッジ
をになってくれる。
(2)為替相場のメインプレイヤーはいまだに実需なわけですが、そういった人々にとって為替変動の「買い支え」をしれくれる機能がある。
この2点に尽きるのではないのでしょうか。
類似の例でいうと全ての保険はロイズにつながるではないのですが、個人投資家がそのリスクを買い支えるという役割を担う代わりに「儲けるチャンスがある」ということなのかと思っています。
証拠金取引による「レバレッジ」が損失を拡大する。窓開け(土曜日朝?月曜朝までの間でレートが飛ぶこと)で、強制決済がきかないで、証拠金を超える損失を被るリスクがあるのは確かにどうなのかとは思いますが、株式相場に比べて実は変動幅は少ないということと買い手が付かない為替相場はない(筈)という事実も、むしろ株式に比べて透明性が高いといえるのではないかと思います。


quesitさんのコメント
回答ありがとうございます。ゼロサムではないという部分ですが「お金の上ではゼロサムだが、この2つのメリットが同時についてくるという点で社会に貢献している」という理解でよいでしょうか。(それとも、数字の上でも回りまわって合計で得をしてたりするんですかね) リスクを買い支える代わりに儲けるチャンスもある、という考え方ですが、なるほどと思いました。やはり世の中上手くできているんですね。レバレッジに関しては、FXで最もギャンブルっぽい部分がありますが、この取引方法を用意することで投資家の多くを引き寄せて取引を活性化させ、結果的に世の中全体を安定させてる、という可能性はあったりしないでしょうかね。だとすれば、一概にその部分もギャンブルだという理由で否定する必要はない気がしています。 下の方の回答にも書きましたが、個人的には元々「仕事」自体が売れるかはやるまでわからないギャンブルだと思っていて、その不確定な部分を株の投資家が吸収していると思っています。世の中ギャンブルは避けられないので、社会にとってFXにギャンブル性が必要であるのであればこれもまたありかなと思っています。もちろん、誰かがボロ儲けして仕事をしなくなり、誰かが負けて苦しむだけの(社会的に意味のない)ギャンブルには反対ですが。

owadaさんのコメント
ゼロサムではないという理由は、将来に対しての「期待」をどのように受け取るかということに尽きると思います。将来の為替リスクを回避することは「利得」であり、その結果を請け負う人は「リスクテイク」する代わりに「儲けるチャンス」を得る(勿論、リスクのところは「損失を被る」可能性もあります)。 あと、併せて微少ではありますが、金利差がありますので、そのスワップを日本円の場合にはロングポジション(外貨買いポジション)で得ることができます。もっとも、為替変動はそのスワップ1年分くらいは1日で吹っ飛ぶこともありますので。 (ミセスワタナベと話題になったのは、この外貨の買いポジションを持って日本円が安くなっていく為替差益+スワップ金利で大きな利得を得た脅威の時期があったのですが、もう10年も昔の話になりました) 株式会社の株式は仰る通り、有限責任ということでリスクを分散することで起業を容易にすることと、資本の流動性を高めるために「株式市場で株式を交換する」という機会を持つことで、出資者のリスクを軽減することと、株式会社の資金集めを容易にするという機能がありますから、仰る通りだと思います。 FXにギャンブル性が高いというのは低額から始められるということででしょうか?夜22時以降にも売買可能であることででしょうか?誰かがぼろ儲けをして「誰かが負ける」ということでは、宝くじ、公営ギャンブルなどと比べれば介在者の利得は少なくなっていますので、むしろギャンブル性は低いかもしれません。 もちろん、公共の福祉に貢献するという大義名分が「日本政府の認めたギャンブル」では包含しているのでしょうか。 (パチンコも何か社会的に意味があるのかどうか、私は分かりませんが)。

quesitさんのコメント
引き続き回答いただきましてありがとうございます。ゼロサムの部分に関しては、今の自分の知識では完全に理解ができていない部分がありまして、いただいたコメントを参考に今後も勉強したいと思います。 私自身がFXでギャンブル性と言っているのは、レバレッジによって自分が持っている以上の額で取引が可能で、極端な例だと一気に大金持ちになるか破産するか、みたいな使い方が「できてしまう」という点です。レバレッジは1に固定すれば(もはやただの外貨預金ですが)取引は少額のみになり、こういったFXで儲けたり損したりする人が減る本来の姿だとは思うのですが、これによって楽しみや可能性がないとトレーダーが減ってしまうことになると考えています。もしFXのトレーダーがowadaさんがおっしゃるような社会的に重要な役割を持っているのであれば、この現行のギャンブル可能なシステムでも必要なのかな、と思っています。 (なお、自分の中の定義ではパチンコ、カジノ、競馬は個人的にはただのギャンブルだと思っています=なくなっても社会的に不都合がないと思っています)

owadaさんのコメント
度々すいません。 禁止された場合のデメリットとはということについてちゃんとお答えしていませんでした。 「TTS]「TTB」という午前10時に発表される仲値をベースの為替レートを多くの一般人が取引レートとして使っていますが、FXの普及によって為替レートを時々刻々と変わっている実勢レートでの取引が可能になっています。 個人が市場に参加することで閉じた世界の絵空事から、個人も関心を持つようになりました。 各種為替サービスは「銀行以外」のプレーヤーが参加した結果、ユーザにとって「廉価で利用できる」ものに変わったと思います。外国為替取引法の自由化の恩恵がようやく具現化したのかと思っています。

owadaさんのコメント
あと、レバレッジなのですが、差金決済の意味を理解すれば「平常時」には怖い物ではないことと、実需の人にとってもそのための「予約金」を「丸代金」で用意しなくて良いというメリットもありますので、あながち「危険な悪」と言い切ることができなさそうです。実際このレバレッジによって、先物取引のリスクテイクをしてくれる人がいるので、これがないと結局「インターバンク取引」のみの小さなヘッジとなってしまいます。 ギャンブルを禁止すると、どうしてもやりたい人は「反社勢力」の資金源となる賭場に行ってしまい「アングラマネー」が増えてしまうということで、それなら表に出しておいた方がいいというのが「公営ギャンブル」の言い訳かと思います。 (私はギャンブルやらないので、この件についてはこれ以上の意見はありません)

quesitさんのコメント
何度もお付き合いいただきましてありがとうございます。一連のいただいたコメントでFXが社会的に非常に重要であることがよくわかりました。私としましても、FXの社会的な重要性について理解したいということで質問させていただきました。レバレッジ自体も重要な役割があるということが理解できましたので、ギャンブルかどうかの議論は個人的には重要ではない感じです。owadaさんのコメントを参考にもう少し勉強したいと思います。コメントありがとうございました。

owadaさんのコメント
ご参考までに、 為替について考える上ではどうも日本を中心に考えると間違えが大きいようです。「ポンド/ドル(ケーブル)」、「ユーロ/ドル」が取引の中心であり、FX(個人取引)が国家の通貨の混乱を招いた「NZドル/円」の事例。FXで損をした代表例の「南アランド/円」の事例などは興味深い事例だと思います。 日本人個人投資家が狙い打ちされた「サブプライムローン問題」による2006年8月17日、2011年3月17日のカバー取引が困難な時間帯での「相場急変」による証拠金を超える損失の事件が有名な事例であります。もともと証拠金比率の制限はなかったものが、サブプライムローン・リーマンショックなどを経て、金融庁主導のもと、日本国内のFX事業者の自主規制なども含めて、レバレッジ規制がなされるようになりました。それ以前に「商品先物」と異なり「不招請勧誘」など厳しい取引者勧誘の制限があったり、その一方で「アフィリエイト」による「事業者はそれで儲かるのか?」というキャッシュバックキャンペーンがあったり、儲けの多い顧客に対して「強制退場」という措置をとる事業者がいるという噂が出回ったり、アービトラージを行うと判断した顧客対策として「提示レートと決裁レートがズレる」という現象があったりしたようです(これは今では行政指導により原則禁止となっています)。 一方で、取引通貨単位はインターバンクでは100万通貨単位が基準ですが、FX事象者が個人投資家に提供するのは1万通貨単位が基本ですし、場合によっては1通貨単位からという事例もあったりします。その一方で、一度に100本(1億通貨単位)とかを一度に取引することは相場を混乱させる原因になってしまいます。 取引通貨制限というものを儲けている事業者もありますし、インターバンクでそんな量を取引する場合には「分けて」取引するのが常識ですから、この辺の話になると「ゲーム」の理論が関わってきます。 相場が大きく動く時というのは、案外決まっている(米国雇用統計とか、特定の国の場合、年金償還のために年に3回両替が必要で、そのときに多額の資金需要があるとか)、インターバンクではどの辺に取引注文があるかということも事前に情報を持った上で取引をしているので、きりのいい金額で突破をするかしないか・・・という攻防があるのはなるほどという感じもします。 最近の「スイスフラン/ユーロ」の問題なども非常に興味深い事例で、まさかスイスフランを取引日本人がいるのか?とは思ったのですが、そこそこダメージを受けているようです。 各国の通貨政策と国債発行、株式市場が複雑に絡んで金融市場を形成していますが、為替レートはそれらを一夜にして「崩壊」させるリスクも含んでいますが、もはや「固定相場制」で維持できるほど「貿易」「人の移動」が微少ではないため、薄氷を踏みながらも「為替レート」とかけひきをしながら経済活動を進める必要があるようです。 (固定相場制の時代は良かったのになぁと、つくづく思っていますが、もはやそんな時代の経済政策は想像がつきません)

quesitさんのコメント
このようにして頂いたコメントを注意深く読んでみますと、いかに知らないことが多いか痛感させられます。FXの質問で絡んでくるとは思ってませんでしたが、サブプライムローンも確かに金融商品ということで、原理は同じなのですね。今回の質問にあたりスイスフラン・ショックは知っていましたが、お教えいただいた事例についても理解を深めるために調べてみようと思います。固定相場制に関しては、固定相場制の時はどうだったのか、今固定相場にすればどういうことが起こるのか、全く想像できないですね…。もっと勉強しないとダメですね。詳しい回答を何度もいただきまして、大変ありがとうございます。こればかりは質問サイトでないとピンポイントで回答を頂けませんので、何度もお付き合いいただきまして大変助かっております。

2 ● なぽりん
●50ポイント

1番のそもそもメーカーなどの為替リスクヘッジから始まってシロウトの賭け事になったので…が正解かと。
リスク管理が先物やFXなどすべての金融商品の基本ですよね。
FXに特化したたとえ話だと、
海の波がありますよね。あがったり下がったり。
民間企業がいくつも小型の潮力発電をすれば、波の上下動のエネルギーを少しずつ減らすので、灯台や舟にぶつかる波をやわらげる役割も果たしているといえます。
これと同じことで、個人投資家のみならず消費者は無意識に円安のときに輸入品を買わず、円高で海外旅行や輸入をすることで為替を安定させ、為替の損益を直撃されがちな海外輸出・海外輸入メーカーを助けていた。
それを効率よくセミプロでやっていたのが個人FX。事実、「ミセスワタナベ」が一時期もてはやされていたとおり、小規模FXでも全体に影響はあった。
それに、海外旅行時に現地通貨で引きだして使ったり、
現地通貨のまま留学中の子弟に送金することもできる商品があります(為替本来の使い方)
まあそれは外貨定期でもできるんですけどね。

ただ、大きな津波がくると逆に潮力発電機は一斉に壊れて消し飛ぶ。
予防策も張ってありますよね、
証券会社もFXには保護がないことを繰り返し言わされ、
登録者もそれにくりかえし「同意」ボタンをおさせられてる。
でも津波が来るとは思ってない人もいる。
全面禁止は意味がないですが、
今度からレバレッジは1に固定した上で免許制で起業者のみにしたほうがよい、
くらいのことは決して金融のプロではない私でさえ思います。
それでも起死回生の企業向けに高レバレッジは残るでしょうし
その手があるなら個人起業してFXやろうと甘い話に誘う人も絶えないとおもいます。
いたちごっこですね。


quesitさんのコメント
回答ありがとうございます。FXに限らず、みんなが円安や円高で得をしようという動き自体も、同じように為替の安定化に寄与しているということですね。もちろんFXも安定化のためによい影響を与えている、と。 この話題になるとFXはギャンブルかという議論が毎度出てきますが、個人的にはその視点はどうでもいいんですよね。極論、仕事自体がやるまで売れるかわからないギャンブルだと思っていて、その不安定な部分を株の投資家が吸収している現状があるので(世の中ギャンブル性は避けられない)。仮にFXに高いギャンブル性があっても、それが社会の安定化につながるなら肯定派なんです。そのFXについて、レバレッジの部分が一番ギャンブルっぽく見えますが、逆にこれがあることでたくさんの人が参入して外国為替の取引が活性化してくれてたりするという効果があったりしそうですが、どう思われますかね。だとしたら大いに社会的意義があるということになりそうですね。

なぽりんさんのコメント
橘玲さんも比較していますが、ギャンブルのなかでは金融投資は手数料(胴元の天引きする分)がとても少ない方なので、少し知恵のあるギャンブル中毒者には目をつけられるのはしかたがない部分もあります。他のギャンブルがばかばかしいくらい返戻率が低いという意味もありますし。 為替の安定化は外貨定期か、せいぜい塩漬けできる外国株など比較的安全な商品だけでいいとおもいます。それもちょっと危うい商品説明をみかけますが。 というか、とりあえず安全な商品の多い家を買ってローン返してから次やればいいのに、 これも「嘘を嘘とみぬけない人には(金融商品を選ぶのは)難しい」だなあ?

quesitさんのコメント
引き続きコメントありがとうございます。金融商品は色々と難しいですね。個人的にもまだまだ理解できていないことが多いです。私ももう少し勉強せねば…。

3 ● ラフティング
●50ポイント

禁止することにより、デメリットよりもメリットがあると思います。
投機的行動により、人為的に為替をコントロールしようとする「国」にツケが回ってきます。
アベノミクスによって、相当な損失が発生したはずです。


quesitさんのコメント
回答ありがとうございます。アベノミクスの円安化に対して、仕組みが完全にわかっていないですが、そういう視点もあるのですね。今回の円安が何を意味しているのか、注意深く勉強してみたいと思います。
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