高速移動するものを撮影するのに適しているのは、シャッター速度の速いカメラです。OLYMPUS E-PL1sは1/2000秒が最高速度のようなので、速度的には十分な気がするのですが、広角レンズを使用する場合にはもっと速度が必要らしいです。
http://www.sandisk.co.jp/lab/usage/vol04.html
つまり、どのレンズを使うかによって要求されるスペックが変わるという事のようですね。
なお、シャッター速度を高速にすればするほど、絞りも開放に近づけなければ露光が足りなくなりますのでピントの調整がシビアになりますし、三脚ももちろん必須ですよ。
追記:
ミラーレスってデジカメなのか。では露光とか絞りとか言われてもピンと来ないでしょうね。
http://zapanet.info/blog/item/1292
絞り、ピント(被写界深度)、シャッタースピードの関係が解説されています。
http://zapanet.info/blog/item/1296
シャッタースピードによる表情の変化が解説されています。
結局は、どんな写真が取りたいのかにもよるのでしょうね。2号さんの書かれたとおり、流し撮りというテクニックもあります。しかし、流し撮りは背景が必ず犠牲になります。シャッタースピードを上げる場合は、良いレンズを使わなければなりません。レンズの性能が悪いと露光が足りなくなるので、いくら良いカメラを使っていても、無理にシャッタースピードを上げれば不鮮明な暗い写真しか撮れません。
良いレンズとはどんなものか、F値の小さいものです。TVのスポーツ中継で、望遠鏡みたいな大きなレンズを付けたカメラが並んでいる映像を見たことがあると思いますが、ああいった大きなレンズがF値が小さくて高速撮影向きという事です。ただし、お値段はレンズ1本100万円以上します。ただ、列車はスポーツほど動きが激しいわけでもなく、そこまで高性能のものが必要ではないようで、普通の望遠レンズなら1/1000秒程度でも十分、というのが最初に示したリンク先の概要です。
あと、デジタルから普通の一眼レフに切り替える場合、フィルム代と現像代がばかになりませんので、その辺の覚悟も必要ですよ。
高速で動く物を撮影する場合、流し撮りが基本になります。シャッター速度が速ければ被写体ブレは低減しますが、完全に無くなることはありません。
大きく重い一眼レフであれば、慣性の法則が大きく働き、本体が安定しますので、流し撮りに向いていることが分かると思います。
流し撮りを使えば、広角1/15秒でも撮影可能です。
http://cameraman.blog14.fc2.com/blog-entry-237.html
ただし、広角の場合はズーム併用の流し撮りが理想です。