前立腺がんのなかでも、特に悪性度の低いものは進行も遅く、生命に影響を及ぼさないことが少なくありません。がん以外の病気で亡くなった男性を解剖すると、70歳を超えた人の20?30%、80歳を超えた人の30?40%が、前立腺がんを持っているといわれます。このように解剖によって初めて見つかるがんを「ラテントがん」と呼びます。そのほとんどが、おとなしい高分化腺がんです。
その一方で、進行の速いがんもあるので、自分のがんがどういう性質なのかをよく知って、治療を選択する必要があります。
http://www.zenritsusengan.sanofi.co.jp/about_stage.html
前立腺がんは尿道から離れたところに出来る事が多いため、初期症状が殆どありません。
更に症状が出ても残尿感や頻尿といった加齢に伴う症状に似ているため、発見が遅れることが多いです。
浅井氏も昨年から療養をしていたということですので、ある程度のステージであった可能性があります。
また、高齢であったことも要因としてあったと考えられます。