一般論としては「責任が重いから」です。
管理職は部下を管理し、その仕事を指揮監督する責任があります。
もちろん部下が何らかの失敗をすれば、その責任は上司たる管理職も負うことになります。
責任が重いぶん、それに見合う対価があるのは当然です。
また、管理職は本来、部下の能力を引き出し効率よく仕事をさせるという職務を負います。
例えば部下がそれぞれ一人で仕事をした場合に10の成果があるとして、管理職の適切な指導監督のもとではその成果が12になるとします。そういう部下が10人いるとしたら、トータルでは100の成果が120になることになり、その追加の20は管理職の成果ということになります。これは、管理職の働きは部下2人ぶんに相当するという事であり、それに見合う給料をもらう資格があるという事になります。
言い換えれば、本来管理職というものは、このように「部下の成果を増幅する能力」が求められるという事になります。
現実には、このような有能な管理職ばかりというものでもありませんが・・・。