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歌に詳しい方に,日本語の「を」の発音について質問です。

日本語の歌を聴いていると,多くの歌手が助詞の「を」だけ「うぉ(wo?)」と発音しているように聞こえます。なぜでしょうか。私の聞き間違いなのか,そういう習慣があるのか。私,気になります。

自然に発音したとき前の母音に引きずられて曖昧になるのはわかります。古い仮名遣いの通りに「を」と「お」を発音しわける人もいると聞いたことがあるので,そういう人の歌を聞いたときに特別意識されるだけと考えられる思います。
ところが,標準日本語の発音(のようなもの)を訓練をしている声優でも,歌のときは助詞の「を」だけ「うぉ」と発音しているように聞こえます。たとえば今放送中の『攻殻機動隊ARISE』では,主人公が「請求書を送って」を「せいきゅうしょおおくって」と発音しています。ところがオープニングでは同じ声優が「あなーたうぉー」と歌っているように聞こえます。
これはドイツ語やフランス語のように歌唱用の規則があって,発音し分けているのでしょうか。その場合どういった規則なのか,理由,採用した根拠も教えていただきたいです。

●質問者: 匿名質問者
●カテゴリ:芸術・文化・歴史 書籍・音楽・映画
○ 状態 :終了
└ 回答数 : 3/3件

▽最新の回答へ

1 ● 匿名回答1号

ディクション - Wikipedia
にかいてあるとおり、woと発音することを指導されます。
「が」はngaと鼻にかけます。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%BC%BB%E6%BF%81%E9%9F%B3#.E4.BC.9D.E7.B5.B1.E7.9A.84.E6.9D.B1.E4.BA.AC.E6.96.B9.E8.A8.80.E3.81.AB.E3.81.8A.E3.81.91.E3.82.8B.E4.BD.BF.E7.94.A8.E6.B3.95.E5.89.87どちらもそのほうが上品にきこえます。


匿名質問者さんのコメント
実際に「うぉ」発音するように指導することがあるのは理解できました。 名前が付いてるのはよく考えればありそうなことだったんですが思い至りませんでした。ディクションというんですね。 鼻濁音の方はNHKのアナなどもやってるやつですよね。 ありがとうございました。

2 ● 匿名回答2号

元々、日本語の発音として「お」と「を」は、「o」と「wo」の違いが有りました。「を」は、ワ行ですもんね。

近頃はあまり聞かれなくなりましたが、西の方にはまだ残っていると思われます。東の方に鼻濁音が残っているのと同じですね。どちらも美しいので演劇や歌には活用されるのでしょう。

ちなみに、英語っぽく「シ」を「th」で発音するのとは全く違うとおもいますが、popsでも使われるのをみると、若い人の感覚では同じなのかもしれませんね。アクセントが付けやすいのでpopsに合うのかも。


匿名質問者さんのコメント
私自身西日本の出身なのですが,転勤族の子として育ちイントネーションの感覚が崩壊しているせいか「お」を2種類に発音し分けるという感覚がよくわからないので奇妙に感じます。 鼻濁音は聴く分にはなんとなくわかるんですけども。 ディクションの説明の感じからすると th をあえて使うとかもありえるのかもですね。 ありがとうございました。

匿名回答2号さんのコメント
私は60年代に長崎から名古屋へ転居しました。長崎では助詞の「を」はwoでしたが、名古屋ではoでした。また、その頃の長崎のお年寄り(明治生まれ)は、たとえば「会」を「くゎい」、「学」を「ぐゎく」と発音してました。旧仮名使いのままですね。 共通語を作った時や、仮名を整理した時に、発音もずいぶん淘汰されてしまったんでしょうね。 ーーーーーー 歌において、遡ると、昭和popsからの伝統なのかなぁって思いました。60年代の日本のPops歌手は♪うへをむぅふいてあるこぅほぉおほ♪https://www.youtube.com/watch?v=bbH754gScukとか、♪わたしうわあぁ はぁなたにぃ ひのちうぉ あずけたはぁ(私は貴方に命を預けた)♪ なんてやってました。https://www.youtube.com/watch?v=oJBkA0tT8nk 発音に変化をつけることによって音色を豊かにするような、また、日本語を洋風の音楽に近づけるための工夫かなと思います。 その頃の音楽で育った、例えば桑田佳祐氏や矢沢永吉氏がわざと英語っぽく発音して歌ったのはごく自然の成り行きだったでしょう。そしてその7-80年代のJpop(語弊があればRock)を聴いていた人たちもそれを自然に勉強したり、また大人がそう教えたりしていると考えられそうです。

質問者から

匿名さんの回答で伝える手法(ディクション)として歌などでは「を」を「うぉ」のように発音することがあるとわかりました。
ありがとうございました。

しかし,あらたな疑問がわきました。

ディクションで/wo/と発音する「を」はどう決まりますか。

提示していただいた wikipedia の『ディクション』では
"「を」を/wo/(=ウォ)のように発音する事がしばしば行われている。"
とだけあります。ググってみたのですがよくわかりません。すぐ手に入るような歌唱法の本は発声法のみについて書いてあって参考にならないようです。

うろ覚えな知識ですが,定家の時代には「お」と「を」が同一化しすべて/wo/のように発音していて,定家の仮名遣いでは当時の都での音の高低によって「を」と「お」の書き分けを決めたので後に音や高低がへ変化して違いが形骸化したとかだったはずです。そして現代では音は/o/で文字は「お」に統一されています。では/o/と/wo/はどう使い分けているのでしょうか。

たとえば「乙女(現かな:おとめ/旧仮名:をとめ)」の違いは感じたことがなかったのですが,/wo/と発音するように指導されますか。それとも現代の助詞の「を」だけを指すのでしょうか。その場合,「は」や「へ」も/wa/や/e/ではなく,/ha/や/he/のような発音にするのでしょうか。その根拠はなんでしょうか。
場合によってはもっと古い発音を研究して用いるなんてこともありそうなことですが,主に現代の一般的な歌唱についての質問です。


3 ● 匿名回答1号

「それとも現代の助詞の「を」だけを指すのでしょうか。その場合,「は」や「へ」も/wa/や/e/ではなく,/ha/や/he/のような発音にするのでしょうか。その根拠はなんでしょうか。」
助詞の「を」だけです。「は」や「へ」は「わ」、「え」で発音します。
古典的読み方がのこっているのは百人一首の読み手があり、公認読手という資格がありますが、こちらで指導される「を」は文意から「をとめ」は「おとめ」、「とまをあらみ」は「とまwoあらみ(できれば。とまおあらみで読む人も多い)」「はるのよは」は「はるのよわ」でよみます。
これは現在の読みと意味から黒岩涙香先生の時代にさだめられ口伝ということですが、それでもテープレコーダーがなかったので今はない言葉の読みに関する軽い議論もあります、たとえば「むべやまかぜ」は「うべ」か「んべ(むずかしい)」か「むべ」かばらつくなど。

それましたが、根拠は文部省国語審議会などでしょう。小学生に「おうさま」「おおどおり」は「オー」とおなじ読みだ、「を」は「お」とよむ、などと教えるのはそこで決められ、学習指導要領などの形で文部科学省から通達されております。

ディクションは法律にはない、聴衆への便宜の提供です。

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