漢文が盛んな時はいつでもでしょう。
明治でも結構作られてたかと。
少なくとも昭和初期までは作られていたはずです。
当時の「文化人」はユーザーフレンドリーな態度ではなく、やたら小難しい作文を作って自慢する風潮があった。
おれは賢いんだぞ偉いんだぞ・・・って。
要するにかっこ付けてたんですね。
それが当たり前な時代でもあった。
そういう風潮がハッキリと変化するのは敗戦後です。
戦争中は下手に詩など吟じていたら非国民扱いされて「ちょっと来い」だった。
敗戦後はアメリカ文化に傾倒しましたから、詩吟の文化も今では消滅寸前までになってますね。
李氏朝鮮に関しては資料がありません。
当時の帝国に捨て扶持くらいはもらえただろう?・・程度の推測が精一杯です。
元々、漢詩は漢民族の文化ですが、日本に併合された後では政治的な地位もお飾りだったはずなので記録があるような表舞台での活動は考えにくい。
詩吟の会というのは上流階級のサロンのようなものだったらしいのです。