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青空文庫で読める三人称一元視点の小説

三人称一元視点の小説が読みたいです。青空文庫か、またはそれ以外のサイトで無料で読める小説を教えてください。

●質問者: sanma3
●カテゴリ:書籍・音楽・映画
○ 状態 :終了
└ 回答数 : 4/4件

▽最新の回答へ

1 ● なぽりん
●25ポイント

羅生門とか?

芥川龍之介 羅生門


sanma3さんのコメント
ありがとうございます。

2 ● kitiko
●25ポイント

太宰治の『お伽草子』とかでしょうか。
一元論的で三人称が多めです。
http://www.aozora.gr.jp/cards/000035/files/307_14909.html


sanma3さんのコメント
ありがとうございます。 学がないので難航していますが、少しずつ読んでみます。

3 ● pente40
●25ポイント

こんなのかなあ。

頭ならびに腹
横光利一
http://www.aozora.gr.jp/cards/000168/files/2158_23275.html

親という二字
太宰治
http://www.aozora.gr.jp/cards/000035/files/309_20136.html


a-kuma3さんのコメント
完全無欠の三人称 >「頭ならびに腹」 完全無欠の一人称 >「親という二字」

sanma3さんのコメント
回答ありがとうございます。 a_kuma3さんも、補足ありがとうございます。

4 ● jo_30
●40ポイント ベストアンサー

三人称一元視点、といわれると、文学史上なら横光利一の「蠅」があがると思いますが…。馬車の乗客を「蠅」の視点から眺めて描いたと言われる作品。
ただ、質問者さんが期待される「三人称一元視点」とは、そういう実験的な何かではなくて、一人称小説を「彼」で書いたみたいな作品でしょうか。

明治末から書かれた近代小説の多くは、一元視点のものが多いので、三人称でも一元視点になりがちですね。特に、読み手が主人公に感情移入しやすそうな設定であれば…田山花袋「蒲団」「田舎教師」、鴎外の「青年」、漱石の「三四郎」なんかがそう。

時代的には、私小説の作品にも多いと思います。葛西善蔵の「子を連れて」は私小説ですが三人称。また、印象的な作家となると、少し時代が下って梶井基次郎でしょうか。教科書によく載っている「檸檬」は一人称ですが、「城のある町にて」「のんきな患者」「冬の日」など、三人称一元視点ですね。

ちなみに、個人的なベストをオススメするなら、
横光利一「春は馬車に乗って」http://www.aozora.gr.jp/cards/000168/files/904.html
が最高です。これまで日本語で書かれた短編小説の中で、ベストワンに限りなく近い一作と思います。


sanma3さんのコメント
丁寧な回答を書いていただきありがとうございます。 「春は馬車に乗って」拝見しました。良い小説ですね。 文の書き方を学ぼうと読んでいましたが、いつの間にか夢中になって読みふけってしまいました。
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