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日本語を勉強しています。よかったら教えてください。

1, a,学校に行きたく なかった ことがよく ある。
b,学校に行きたく ない ことがよく ある。

c,学校に行きたく なかった ことがよく あった。
d,学校に行きたく ない ことがよく あった。

⇒ 上記の文は全部正しいでしょうか。もし間違いがなければ、ab、そしてcdの意味の違いは何でしょうか。また、ac、そしてbdの意味の違いはなんでしょうか。

2,甲:窓が開いているね。

乙: a,うん。今日暑いから、窓 が 開けて ある。
b,うん。今日暑いから、私は窓 が/を 開けて ある。
c,うん。今日暑いから、私は窓 を 開けて いる。

⇒ abcの言い方は全部正しいですか。また、bでは、「が」と「を」のどれが使えるでしょうか。なぜですか。


3,いつでも / いつも 冷蔵庫にビールを冷やしてある。

⇒ この文において、二つの単語の意味合いはどう違いますか。

●質問者: yihui66
●カテゴリ:学習・教育
○ 状態 :終了
└ 回答数 : 3/3件

▽最新の回答へ

1 ● なぽりん

日本語を勉強しています。よかったら教えてください。

1, a,学校に行きたく なかった ことがよく ある。 ×
b,学校に行きたく ない ことがよく ある。 ○

c,学校に行きたく なかった ことがよく あった。 ○
d,学校に行きたく ない ことがよく あった。 ○

⇒ 上記の文は全部正しいでしょうか。もし間違いがなければ、ab、そしてcdの意味の違いは何でしょうか。また、ac、そしてbdの意味の違いはなんでしょうか。

aは時制が一致しないので×。bとcは時制が一致しているので○。abは現在の話法、つまり今学校をどう思うかの話。cdは過去の話法、今はもう学生でない人がしゃべっている。dは時制を重ねるのが面倒なので最初の過去形を現在形に省略して自然な日本語会話につかわれることがあり、一応○。だが、本来は不自然でもcが正しい。
逆の省略方法でよくあるのは「学校にいきたくなかったことなど一度もない」。時制を一致させるなら本来は「学校に行きたくなかったことなど一度もなかった」(cの否定形)だが話の勢いで省略してしまう。省略後の形はdともまた異なっている。aとよく似ているが、aは絶対に×なのに、この例ならあり得る。不合理ですね。


2,甲:窓が開いているね。

乙: a,うん。今日暑いから、窓 が 開けて ある。
b,うん。今日暑いから、私は窓 が/を 開けて ある。
c,うん。今日暑いから、私は窓 を 開けて いる。

⇒ abcの言い方は全部正しいですか。また、bでは、「が」と「を」のどれが使えるでしょうか。なぜですか。

a、bが(比較的)正しい。
bでは「を」のほうが比較的正しいが、「私は」は入れない。
bを正しくいうのであれば「うん。今日(は)暑いから、窓を開けてある」
cは、現在進行形。しゃべりながら窓を開けているときに言う言葉。
甲が入ってきたときに窓が開いているのだからこれは違うと思う。


3,いつでも / いつも 冷蔵庫にビールを冷やしてある。

⇒ この文において、二つの単語の意味合いはどう違いますか。

「いつでも」 は強調。「どのような場合でも。」義務なのでしょう。
「いつも」 は強調がないので、通常。日常のなかでは、
もしかして買い忘れる/冷やし忘れることがあるかもしれない。
義務として確認したわけではない。


yihui66さんのコメント
詳しいご説明、どうもありがとうございます。

2 ● 椶櫚

なぽりんさんの解説がほぼ完璧だと思いますので、意見の違うところだけ。


2についてはちょっと見解が異なりまして、正しい接続詞の用い方は、

x.窓が開いている(形容詞、誰が開けたのか不明)
y.窓を開けてある(形容詞、開いている理由を知っている)
z.私が窓を開けました(動詞、過去形)

この3つの形に集約されるかと。ただし、「今日暑いから」と理由については知っているため、xが用いられる場面ではありません。

aは「窓が」を「窓を」に変えればyと同一になります。「窓が」でも若者言葉としてなら通用しそうな雰囲気はありますが、フォーマルな日本語かというと、やはり違和感は否めませんね。

bは「私は」でまず不自然に感じ、次の選択肢の「窓が」(「私は窓が」)は日本語としてまずありえない形であるし、「私は」(文章全体の主語が「私」になる)と「開けてある」(形容詞、主語の「私」に係る)とが表現の釣り合いが取れていないと言えます。そして、「私は」と「窓が」の2つを除外してみると、aで説明したと同様、実はyの形になります。でも「私」を含める必要があるのであれば、zの形にした方が良いでしょう。


yihui66さんのコメント
ご説明、ありがとうございます。

質問者から

1,a,学校に行きたく なかった ことが ある。
b,学校に行きたく なかった ことが 何回もある。
c,学校に行きたく なかった ことが よくある。

⇒ 上記の文はcだけが間違っていますか。構造はbと同じですが。


2,a,学校に行きたく なかった ことが ある。
b,学校に行きたく ない ことが あった。

⇒ 二つの文の意味と使う場面の違いは何でしょうか。


3 ● なぽりん

1.
Cは、×ですね。日常会話で言われたのなら、「学校に行きたくなかった(という話を身の回りできく)ことがよくある」くらいに意味がズレそう。むしろ「学校に行きたくなかったという話はよく聞く。」の言い間違いみたいに聞こえます。
Bも時制が一致しないので本当はちょっとへんですが、思い出にひたっているのなら可能です。
Aは○です。経験なので。

2
A.Bとも過去の体験ですが、Bのほうは語尾が過去形です。Bは、過去の心理と今の自分の間に距離を置けています。比較的、冷静な言い方です。
Aは、おそらく、今も、行きたくない場所があるのかもしれません。
でも、一般に、A→B、B→Aは等価な文として、言い換え可能です。
とても細かい心理ニュアンスです。
前後の文脈や、発音や、表情で簡単に逆転される程度の違いです。
AかBのどちらかが口癖になっていて、もう片方を全く使わない人もいてもおかしくないでしょう。


yihui66さんのコメント
ありがとうございました。
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