EURへの直接投資をしていないので、真剣さ7割引ぐらいで。
市川レポート 経済・相場のここに注目/レポート・コラム ? 三井住友アセットマネジメント
『【No.97】ギリシャ問題の展望と金融市場への影響を考える』の考え方を支持します。
・ギリシャ問題に大きな進展はみられず、最後まで予断を許さない状況。
・合意がなければギリシャが資本規制の導入に追い込まれるリスクが高まる。
・リスクシナリオが実現しても、金融危機や信用収縮が発生する可能性は極めて低い。
債務不履行後の選挙で今の政府からEU寄りの政府に変わるというシナリオは、今のギリシャ政府は望まないと思うので、第三次融資条件に歩み寄りがおこるのではないかと楽観視しています。
ギリシャのチプラス首相はEUに対して年金制度の見直しや法人税の引き上げなど、小手先の改革案で6月末までの償還は回避させるでしょうが、国民世論に対してこのまま行くと自分の支持が得られなくなってくる事を恐れて、しばらく綱渡り状態が続くと思います。
25、26日のEU首脳会議ではおそらく支援が承認される見込みですので、日本を含めた世界の株価に反映されていますね。
しかし、まだまだ先は長いと思いますし、EUの中から離脱国が出るといった事も想定しておいてもいいかもしれませんね。
総選挙で緊縮派が勝ったことで、国家崩壊は免れると思いますが、ユーロ相場やユーロ圏の債権者との駆け引きがポイントではないでしょうか。年金改革や公務員削減などを行ったうえで、国際通貨基金からの融資を引き出せないと復活は厳しいと思います。
当然の成り行きですが IMF への返済はできず、返済期限延長を要請したらしいですが、IMF は債務返済が完遂しなければ追加融資はあり得ないと声明を出しています。
国民投票の結果も気になりますが緊縮案に反対する集会が数万人規模で行われたとのニュースもありました。
あり得ないと思っていましたが緊縮案が否決される可能性もありそうです。
自分の国がどういう状態になってるか分かっていないんでしょうね。
自分はアセットアロケーションを見直し中ですww
要はギリシャがドイツの植民地になるというだけです。