クーラーのない時代は現在の日本ほど暑くはなかったけど、それでも「家は夏向けに建てなさい。」って有名な人が書き残しています。
暑さ対策は温暖化以前から日本人の重要課題でした。
現在、クーラーはありますが、一番の問題は室内と室外の温度差にあります。
外気温との温度差が5℃以内というのが比較的健康に影響の出ない範囲です。
温度差が大きいほど体力の消耗が大きいと思って下さい。
もし、一日中19℃の部屋に籠もったまま生活するなら服を厚着するべきでしょう。
また、室温だけではなく、壁や床や天井などからの遠赤の輻射があり、体感温度に影響します。
夏と冬では環境の温度が違うため、同じ室温でも体感温度に差が出ます。
もちろん湿度の問題もあります。
エアコンの効かせすぎだと乾燥が激しくなるので気管器系に不具合が出やすくなるのと皮膚炎になりやすくなるでしょう。
エアコンの効いた環境というのは汗をかかなくて汗疹にもならなくて、一見優雅に見えますが、実は体力勝負なのです。
交感神経がぶっ壊れてるんじゃない、それ。外出したら汗だら状態じゃないの?
人はずっと家の中にいる事は出来ないんだから、家の中だけで過ごすことを考えてたら、外出した時に死ぬよ。具体的には外での適応能力がなくなり、汗だくなのに全然涼しくならず、外での活動可能時間が極端に短くなる。夏コミなんて行ったらまず死ぬよ。
また、汗の穴に汚れが溜まり、汗をかくと非常にその汗が臭い。コミケでよく見られる症状です。
家からでなければいいと思ってるかもだけど、それってクーラー故障したらどうなるんだろうね。
みなさまいろいろご指摘ありがとうございます。