人力検索はてな
モバイル版を表示しています。PC版はこちら
i-mobile


●質問者: libros
●カテゴリ:趣味・スポーツ 書籍・音楽・映画
○ 状態 :終了
└ 回答数 : 8/8件

▽最新の回答へ

6 ● hkwgch
●25ポイント

「山岳映画の巨匠」と言われたアーノルド・ファンク監督と、彼の作品の常連で、後にナチスの映画の監督をするレニ・リーフェンシュタール主演のコンビによる、冬山を舞台にしたサイレント映画2本。

「聖山」Der Heilige Berg(1926年、ドイツ)

聖山 [DVD]

聖山 [DVD]



「死の銀嶺」Die weiße Hölle vom Piz Palü(1929年、ドイツ)
https://www.youtube.com/watch?v=RrubRtAdp1Q

死の銀嶺 [DVD]

死の銀嶺 [DVD]



2作品とも、冬山に登山をした登山家が遭難し、それに男女の恋愛が絡むストーリー
のドラマチックな映画。
本当に登山しながら雪崩や氷壁などを撮影しているので、映像的にはきれいで迫力満点。
特に「死の銀嶺」では、捜索隊が夜間に雪山に登り、たいまつの灯りに映し出される氷壁が見たこともないような美しさだったり、捜索の飛行機が切り立った山の斜面ギリギリを飛んだりして、見た目的にも見どころ満載です。

おまけ。
超有名作品だけどこのテーマでは思い浮かばなさそうなやつ。
「チャップリンの黄金狂時代」The Gold Rush(1925年、アメリカ)
https://www.youtube.com/watch?v=nt-_DXC-aik

黄金狂時代 (2枚組) [DVD]

黄金狂時代 (2枚組) [DVD]

チャップリンが一獲千金目指して、アラスカに金を探しに行く。
あまりの寒さと空腹で、靴を食べたり人間がニワトリに見えたりします。


librosさんのコメント
「聖山」「死の銀嶺」タイトルだけで期待感が盛り上がります。サイレント映画なんですね。極限の雪山にサイレントはよく合ってるのかもしれません。 《映像的にはきれいで迫力満点≫≪見どころ満載≫とのこと、たいへん楽しみです。 黄金狂時代は、確かに極寒で冒険してますね!

librosさんのコメント
「死の銀嶺」とても面白かったです。昔の映画だけに展開はややゆっくりめですが、 そのぶん、迫力の場面をじっくり見られました。 雪崩や、氷の洞窟での大捜索、飛行機の旋回&宙返りなどなど、印象的なシーンがたくさんありました。絶壁の登攀は、装備がちゃちくてドキドキ感が倍増です(^_^;; 素敵な作品を紹介してくださって、ありがとうございます。

7 ● dilutionist
●25ポイント

アメリカ、ロシア(当時ソ連)、イギリス、フランス、日本、中国から集められた6人が犬ぞりを使って南極大陸を横断するお話。極夜の南極、吹き荒れるブリザード、クレバスに落ちる犬、宿営地でブリザードのさなか行方不明になる日本人...。
それこそが南極的なところではありますが、国籍を越えて協力するチームの姿が素敵です。みなさんその後の冒険人生を生き抜いて同窓会をやったりしているところがまた素敵です。南極は今では犬の持ち込みは禁止されています。古き好き時代の南極探検と言えるかも知れません。

犬ぞり隊、南極大陸横断す

犬ぞり隊、南極大陸横断す

南極大陸横断―国際チーム219日間の記録

南極大陸横断―国際チーム219日間の記録


librosさんのコメント
回答ありがとうございます。 古き好き時代の南極探検、なかなか面白そうです! 二冊とも、ぜひ読んでみたいです。楽しみです。

librosさんのコメント
『犬ぞり隊、南極大陸横断す』6ヶ国の6人で南極横断、こんなチャレンジがあったんですね。次から次へと襲い掛かる難局に(ダジャレか!)ハラハラしながら読みました。どんなに過酷な状況でも常に明るく前向きなチームのメンバーが印象的でした。

librosさんのコメント
ジャン=ルイの『南極大陸横断』とても面白かったです。舟津氏の『犬ぞり隊?』を先に読んでたのが、よりわかりやすくて良かったです。絶妙な紹介ですね。素晴らしい。 冒険者の心理から、スポンサー事情まで、詳しく書かれていてたいへん興味深かったです。ご教示くださってありがとうございます。

dilutionistさんのコメント
いえ紹介順序はたまたまで特に何か効果を狙ったわけではありませんが、楽しんで頂けたのなら良かったです。

8 ● eakum
●25ポイント

どなたかが挙げるだろうと静観してましたが期限が迫ってきたので遅ればせながら。


ジャック・ロンドンの短篇集『極北の地にて』より「焚き火」(もしくは『火を熾す』の表題作。同一作品)。

極北の地にて

極北の地にて

火を熾す (柴田元幸翻訳叢書―ジャック・ロンドン)

火を熾す (柴田元幸翻訳叢書―ジャック・ロンドン)



火を熾せなければ... というシンプルな1アイディアで、ここまで緊迫した濃密な短篇を書ける作家はそういないでしょう。「冒険」というにはあまりにもミクロな物語なのですが、「極寒」のもたらす驚きの恐怖って点で最高級。



冒険らしい(?)冒険では、アーシュラ・K・ル・グィンの『闇の左手』。

闇の左手 (ハヤカワ文庫 SF (252))

闇の左手 (ハヤカワ文庫 SF (252))



実にル・グィンらしい、大人ごころにこそ訴えるクライマックスでの地味な冒険:極寒の氷原の踏破行が、政治ドラマとSFアイディア種明かしの両方の頂点にもなっていて、再読してこそ味わい深くなる傑作。


librosさんのコメント
回答たいへん嬉しいです。早めに締めなくて良かった! ジャック・ロンドンって、名前だけで何となく冷やっと感じるのは私だけでしょうか。 闇の左手もいいですね。締めに相応しい極寒作品をありがとうございます。

6-8件表示/8件
4.前5件|次の5件6.
関連質問

●質問をもっと探す●



0.人力検索はてなトップ
8.このページを友達に紹介
9.このページの先頭へ
対応機種一覧
お問い合わせ
ヘルプ/お知らせ
ログイン
無料ユーザー登録
はてなトップ