そりゃぁ、もちろん、自分のお金じゃないからね。
・・って言うことにしといた方が無難かな?
実は、彼の親戚のおじさんが・・・以下不明。
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a-kuma3 ベストアンサー |
こんな時代ですけど、システム化されていないところはまだまだあって、水道の検針もさしてシステム化が進んでいる分野ではありません。
基本は水道のメーターを目で読み取りです。
システム化が遅れてる順に書くと、こんな感じになっているはずです。
(3) のレベルくらいまで行くと、前月のデータと比較して大幅に大きかったら警告が出て、漏水の確認へ、というようなこともやってます((1) や (2) のレベルじゃできない、ということではなく)。
赤磐市の水道料金がこんな感じです。
http://www.city.akaiwa.lg.jp/life-gide/suidou.html
水道代金が 1500円くらいというのは、基本料金にちょっと足したくらいの感じです。
試しに、使用量が 9.2 m3 の場合を計算してみます。
一番 細い 13 mm だとして、8 m3 までが基本料金なので、1391 + 167 × (9.2 - 8) = 1,591 円。
水道のメーターはこんな感じで、1リットルの単位まで計ります。
もし、桁を三つ間違えると、9200 m3 なので、1391 + 167 × (30 - 8) + 177 × (9200 - 30) = 1,628,155 円。
ピリオドを打ち漏らしたとすると、三桁 多くなるというのはありそうです。
「水道代が1500円なのに、163万円の請求」というのは、こういうことだったのではないでしょうか。
とっととシステム化すれば良いじゃない、というような話も聞こえてきそうですが、そうもいかないのだと思います。
図書館に限らず公共事業の民間への委託というのは行われていて、水道の検針業務というのは割りと前から行われてきました。
最近は、水道事業を丸ごと外に出す包括的委託というのもされているそうです。
(参考)
http://www.suikankyou.jp/contents/q_a.html
http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f300699/p492064.html
メーターの自動読み取りなどのシステム化は、インフラの整備になります。
検針業務を委託された側では、できない範囲です。
業務を外部に委託して自治体の組織は縮小、ということになってると、大仰な改築は難しいでしょう。
https://www.water.okayama.okayama.jp/jigyo/files/aquaplan2007.pdf
これは同県の岡山市の 2007年の「岡山市水道事業総合基本計画」です。
P86 に「徴収事務の効率化」ということで、民間委託の推進と自動検針システムの研究が挙げられています。
外部委託はコストダウンできた額がはっきりと出ますから、「経費面等での課題もありますが」というレベルから脱却はできていないと思います。
http://news.mynavi.jp/series/android_casestudy/001/
2年ほど前のニュースです。
素人から見ると使ってる端末を変えただけじゃない、という感じに見えますが、それでも年間で 1,000万円のコストダウンが見込めるということですから、しばらくはこういった方向での改善が続くんじゃないでしょうか。
それでも、初期投資は必要なので、広まるにはまだまだ時間がかかると思います。
因みに、川崎市も検針は外部委託です。
http://www.city.kawasaki.jp/800/cmsfiles/contents/0000035/35839/caution/fukusou.html