http://page15.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/t446037922
一見してきれいな品ですけどね。
たぶん、この価格では売りにくい。
生産中止の商品で、かなり古いことから、状態がどうなのか分からないからです。
歪みや破損があれば修理費用が掛かって持ち出しになる。
あるいは修理不能の場合すらあり得る。
5000円くらいまで下がれば、たぶん売れます。
ギターは発送のための梱包が非常に難しい商品です。
梱包のノウハウが独特です。
また、サイズが大きくなり送料が高くなるので買い手がつきにくい。
しかし、もし店頭で中古品を買われる場合は、2万円以上でしょう。
お店の保証が一応は付くからです。
1972年製 モーリス M-10ですか
このモデルはスチールのクラッシック弦(スチール製フォーク弦と良く似てますが弦の強度や音質が違います)を使うクラッシックギターと呼ばれるものではなく、ナイロン製ガット弦を使うもので、正式にはガットギターと呼ばれてたものだと思われます。(当時でもスチール弦のクラッシックギターなんて知らないという人が多いくらい、ナイロン弦を使うガットギターの方が一般的でしたからガットギターをクラッシックギターと呼ぶ人もいました。うちにはスチール弦用クラッシックギターがありましたが、他では見た事がありません。それでも楽器屋へ行くとクラッシック弦売ってたから、他にも持ってる人いたのだと思うけど)
当時はフォークギターの方が人気あったと思いますが
モーリスのフォークギターのエントリーモデルが1万くらいからだったと思います
普及人気モデルは2万円台。
エントリーモデルのガットギターなら、当時新品で数千円程度だったと思われますが
ただ、モーリスは当時型番と定価を一致させてたと思います
当時私がもってたフォークギターは1万7000円で型番はF-17でしたし、友人のギターも値段と型番が一致してました
そうなるとM-10なので1万円のギターだったと思われます
これを売るとなると、相当難しいかと思います
もう40年以上前のギターですし
ヴァイオリン等は古いビンテージがありますが
ギターに高級ギターはあってもビンテージがないのは、
ギターの場合ヴァイオリンのように古くなっても良い音色が保持されることはありません
ギターの場合は楽器としての寿命が短く、音はでるけどいい音色が出せる寿命は、早ければ10年で尽きます。長くてもせいぜい数十年程度と言われてます。
つまり、ギターは古くなると、楽器としての価値はどんどん下がり、骨董価値があるかどうかで売れるかどうかが決まってしまいます。
そうなるとこのギターの場合、可能ならば手元に置いて自分で演奏して楽しむために使われるのが一番いいのかもしれません。