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meefla ベストアンサー |
「わかりやすい」とか「ゴージャス」とか、いくつか理由はあるでしょうが、大きな理由の一つとして「白人も金髪碧眼に憧れている」というのを挙げます。
金髪と碧眼の遺伝子は別物ですが、同じ染色体上にあるので、同時に発現する事が多いそうです。
ですので、以下では主として金髪について考察します。
源流を遡れば、ギリシャ・ローマ神話(アポロやアフロディーテは金髪)や北欧神話にたどり着く話ですが、ルネッサンスあたりでも
レオナルド・ダ・ヴィンチが描いたと言われている左側の天使は金髪ですよね。
イタリア近辺では金髪の比率が低いので、希少価値から神性に近い属性を与えられたと思われます。
ちなみに、ヨーロッパで金髪の比率が高い地域は、北欧、バルト海沿岸、イギリスあたりです。
https://en.wikipedia.org/wiki/Blond#/media/File:Light_hair_coloration_map.png
近年でも、『紳士は金髪がお好き』などでトップスターになった マリリン・モンロー は、もともと金髪ではなくブルネット(ダークブラウン)でした。
金髪は映画出演の前のモデル時代に染めたものです。
子供の頃は金髪でも、年を取るに従って茶髪になり、金髪に染めている人も多いようです。
今年1月の Daily Mail Online の記事(英語)America’s men describe their ’perfect woman’ as blonde, with blue eyes - and a graduate degree によれば、14万5000人のアメリカ人男性を対象とした調査で、「理想の女性」の条件は、1. 金髪 2. 碧眼 3. 大学院卒の学位、だったそうです。
マジョリティーのニーズに応じる、というのが資本主義の基本ですから、金髪碧眼が取り上げられる頻度が高いのも無理のない所だと考えます。