設定では、探偵役の武藤芙亜と相方のミーちゃんは泊まり込みのバイトだと偽られてバスに乗って出てきた飲み物で眠らされて起きたら密室に居ます。
密室にはテレビが置いてあって、そのテレビモニタにはクローズドな館での数人の生活が映し出されています。
そんなことはどうでもよくって、
武藤さんは、A、B、C、Dという順に殺人事件をモニタで見ることになるんですが、実際に時系列ではB,A、C、Dだったりして、Aで死んでたはずの人が他の事件(B)に関われてたり、もっと極端な形では起こった順は、B,C、D、AでAで死んだと思ってた人が真犯人だったみたいな感じです。
それっぽいのあったような気がするんで聞こうと思ったのですが、よくよく考えたらそういう作中作とか記憶の操作とかでやるよりも、2時間ぐらいの推定死亡時刻の幅を利用してその間に起こった出来事の順番を誤解させるようなトリックならいくつもあったなあと思い出しました。具体的には思い出せませんが。
まあ、上に書いた設定に嵌りそうなトリック使っている面白いミステリあったら教えてください。
ネタバレOKです。
・そしてだれもいなくなった(アガサクリスティ)
・すべてがFになる(森博嗣)
など、死んだ(ことをある程度の人数(すくなくとも探偵役か医者が含まれる)に目撃されていたが実は生きている)人が
真犯人でしたーというトリックは多々あり、どれも有名作品です。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%9D%E3%81%97%E3%81%A6%E8%AA%B0%E3%82%82%E3%81%84%E3%81%AA%E3%81%8F%E3%81%AA%E3%81%A3%E3%81%9F こちらに類似作品リストがありますが、すべてがFになるもそしてだれもいなくなったに着想を得ているオマージュであるとのことです。