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録音メディアや音声データの音の大きさはどの位に設定すべき?

オリジナルのCDや動画の音の大きさを決定するにあたって、知識不足で全く取り付くシマがありませんので、漠然とした質問になりますが、基礎的なことをご助言願えればと存じます。

CD・DVD・音声データ・動画データ等の、音の大きさの設定の仕方がわからりませんので、お教え下さい。

CDや動画の録音レベルは、個別のCDや動画によって、あるいは、音楽のジャンルによって、多少のバラツキはあるものの、大体同じになっているように思います。

そこで、プロが制作した、上記のような、CD・DVD・音声データ・動画データ等の、音の大きさは、一般的にはどのように設定されているのか、教えていただけますでしょうか。

例えば、下記のように、です。

・「ポピュラー音楽であれば、曲中のピークが○○dB SPLにするのが一番重要視される」
・「どんな音楽データでも、一般的なオーディオ装置で音圧が○○?○○Paの間に収まるようにする」

(上記は変な文章かもしれません。その位、私が解っていないという事です)

のように。

よろしくお願い申し上げます。

●質問者: ak2ey4
●カテゴリ:コンピュータ 書籍・音楽・映画
○ 状態 :終了
└ 回答数 : 1/1件

▽最新の回答へ

1 ● meefla
●100ポイント ベストアンサー

歴史を振り返ると長文になってしまうので、2013年以降に限って言えば、という前提です。
「デジタルテレビ放送の音量レベルは、-24LKFS±1 を基準としている」

ここで、LKFS とは Loudness K-curve Full Scale の略称であり、ラウドネスの単位です。
で、ラウドネスとは、音声信号に対して人間の耳の特性に合わせたフィルタリング等の処理を行って、「人間が音を聞いた時に感じる音の大きさ」を数字化したものです。

具体的に言えば、

入力された「音声信号」を、「臨界帯域フィルタ」で人間の耳の持つ特性の帯域に分割し、各帯域の値を検知します。 次に「聴感の周波数特性」で、聴感に合わせた値をそれぞれの周波数特性に合わせ計算します。 そして「聴感の時間特性」で瞬間的な大きな音より連続した音の方が良く聞こえることを考慮し重みを付け、最後に全ての値を加え合わせ「ラウドネスレベル」とします。

ラウドネスメーターとは

となりますが、これでわかるようにデジタル音声である事を前提とした単位です。

日本の -24LKFS±1 という数値は米国の基準と同じで、欧州の基準では -23±1 となっています。(細かく言えば、欧州の場合の単位は LUFS ですが、これは LKFS と同じもの)
iTunes のオプション設定である サウンドチェック(音量の自動調整) は、コレクションの全曲が -16.2?-16.7LKFS 程度になるよう調整されているそうです。
また、2014年12月から YouTube に導入されたラウドネス規定では、アップされた動画の音声が -13LKFS くらいのレベルに揃えられるようです。
従って、音楽 CD であれば -16LKFS、YouTube 目的の動画であれば -13LKFS を目標とする、という方向になっていく可能性が高いでしょう。
すでに YouTubeラウドネス規定導入後のミックス手法 - Togetterまとめ というのも出てます。


音声のラウドネス基準に至るまでのあれこれ、例えば「同じポップスであっても CD が作成された年代によって録音レベルが異なる」とか「マキシマイザの功罪」とか「ラウドネス戦争」とかについては、(長文のエントリですが)収録レベルの話:Studio Gyokimae をご一読ください。
また、民放のコマーシャル作成者向けの資料ですが、テレビCM素材搬入基準「音声レベル運用規準」の適用について (PDF) も参考になるでしょう。

お役に立てることを祈りつつ。


ak2ey4さんのコメント
大変ありがとうございます。基本的な用語から、諸規格の現状、さらに将来的な考え方まで、とても勉強になりました。リンク先についても、各ページだけでなく、サイトも、とても有益なものと推察します。よく読んでみます。 図々しいようですが、音響関係の質問は、またすると思います。その時、またご助力を頂戴できれば、大変幸いに存じます。 重ねてお礼申し上げます。ありがとうございました。
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