水分が蒸発する時に気化熱を奪う為、湿球の温度が下がる。
湿球の水分蒸発量と周囲の湿度には関係性がある。だから。
一般に、手を湿らすと冷たく感じます。でも、お風呂場のような所ではさほど冷たくない経験をしたことがあるでしょう。同様に、湿球は湿度100%の温度なので、部屋の湿度が高いと湿球の温度は乾球の温度に近づくわけです。ネットで空気線図を検索してみてください。h5.dion.ne.jpにも、大変見やすい空気線図が掲載されています。是非、空気線図で考えてみて下さい。例えば、湿球が12度に下がっているときに、部屋の温度が20度だとすると、その部屋の湿度は50%だと分かるでしょう。