両方ともあり得ません。
静電気で爆発するには濃度が少なすぎるでしょう。
例えば純粋酸素を噴かすとか、ライターの火を付けるとかだと、わずかに可能性があります。
密閉度の高い、例えば窓のない入り口の一つは隙間を極力塞いでいる・・例としてはクリ?ンルームとか無菌室とかになりますが、そういった特殊な部屋だと可能性ではなく危険性があります・・になります。
普通の部屋だと、扉の下側には、必ずと言っていいほど、かなり大きな隙間があります。
窓も二重サッシでも完全密閉ではありません。
床が密閉されていても天井は抜ける構造が多い。
地下室とか半地下だと気化したアルコールの方が軽いので滞留しません。
上方向を天井と壁で塞いだ構造の部屋・・・かなり特殊な部屋で、普通は上部に換気のための窓があります。
和室のように天井板が通気性のあるものがほとんどです。
ブラウン運動もあり、気化アルコールと空気とでは比重の差もあるので、滞留しにくいのです。
ただし、可能性は非常に少ないながら、酸欠事故の可能性はあります。
爆発しなくても、室内の酸素濃度が低くなる可能性があります。
意外に減少率が低くても酸欠事故は起こります。
軽天とか鉄骨鉄筋とか木造とかの、特に安普請だと安心できますが、鉄筋コンクリート造りの密閉度の高い部屋だとフタを開けたままの翌朝は危ないと思います。
大きな机を拭く程度ではアルコールの使用量は面積比でわずかだと思います。
小さな部屋の隅々までアルコ?ル洗浄、それも細々した棚や什器などがたくさんある狭い部屋・・かなり特殊な条件だと思いますが、それだと拭き掃除でも危ないかも?・・・ですが、掃除途中で危ない臭いになるので最悪の事態は避けることができると思います。
窓を開ければ息苦しくなくなるのですから。
エタノールは5%?19%大気に含まれた状態で火気があれば爆発します。
小分けして使いましょう。小分けは、責任を持てる人がしましょう。