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匿名回答1号 ベストアンサー |
栄典制度の在り方に関する論点の整理 III. 叙勲制度の運用 : 日本の勲章・褒章 - 内閣府
【現状】
叙勲は生涯にわたる国家や社会に対する功績を総合的に評価して行われるものであることから、受章年齢については、生涯における功績がある程度固まった時期をとらえて表彰するという考え方に基づき運用されている。
このような考え方から、現在、春秋叙勲においては原則として70歳以上の者が対象とされている。ただし、危険性の高い職務、精神的・肉体的に苦労の多い職務、あるいは人目につきにくい領域で多年にわたり業務に精励した者については55歳以上の者から対象とされている。
【懇談会における主な議論】
•叙勲の受章年齢について、現在の70歳以上、危険業務従事者等は55歳以上という原則は適当で、特に変える必要はないのではないか。
•叙勲の受章年齢は、70歳にこだわらず、元気なうちに受章できるようもう少し下げるか、あるいは功績のある者にその都度授与するのが良いのではないか。
•叙勲は最終的に固まった功績に対する評価を意味するのか、あるいは受章を機にその後の活躍の励みとすることを意味するのか、どちらにねらいがあるのかが(受章年齢を考える上で)大事な問題だと思う。
(3)高齢者叙勲
春秋叙勲によって勲章を授与されていない功労者に対しては、年齢88歳に達した機会に勲章を授与することとし、昭和48年6月以降、毎月1日付けで実施しています。
ということで、受勲者の上限は、88歳。(と思ったら、90歳で受勲した元国勢調査員もいる...。)
なお、今年の秋の受勲者で、外務省推薦の最年少は、53歳です。
若いといえば若いですね。
我が国では、現状では、年配者に与えるようになっていますが、戦前からこういう仕組みだったのでしょうか。そうでなけえれば、戦後になり、考え方を抜本的に変えたわけですが、そのように変えたきっかけは、実際のところなんだったんだろうと思いました。
この点について、なにか、あれば、この点についても触れていただけると幸いです。