「自分が描くのではなく、原作/天樹征丸 漫画/さとうふみや」ということですが、お二人の意図に添わない場合は何を依頼してもダメです(たとえば、急に主人公が本編とは別の女性に惚れて結婚して子供をつくるとか、性格がかわってしまう…など)。
逆にこれなら今出せば売れるという見込みというか、アイデアのきっかけになれば、実際そういう作品が出るかもしれません、ただし「連載○○周年」などというチャンスがないとなかなか今すぐには載りません(今やっている別の漫画家さんたちの連載に迷惑になる可能性もある)ので、現時点では「ファンからもらったネタをあっためてとっておくだけ。あとで機会があれば練り上げて使ってみよう」のような形になることもよくある。
他の少年漫画でも、しばらく(20年くらい)したら「次世代編」みたいなのが出るのはよくあります(ドラゴンボールや、MAJORとか、その他いろいろ)。そういうチャンスがないと完結を蒸し返すのはおかしいです。
つまるところ、ファンレターの形で丁寧に「アレのつづきでこういうのを読みたい」という願望を書いて出せばたぶん相手にはとどきますが、ネタによっては黙って待つのと結果はさほどかわらないかもしれません。なお、「講談社」への問い合わせフォームではなく、講談社経由での先生へのファンレターでないと意味が通じませんよ(講談社の人が全員自社の出版物を読んでいるとおもったら大間違い)。それとも、まさか原作者には直接言えないようなひどいネタではないでしょうね?
あとは、自分で読書感想文のつもりで読みたいネタの二次創作マンガをかいて、ファンダム作品として公開して賛同者を集め、大きなムーブメントにしていくという手もあります。pixivというサイトにそのような二次創作の作品が多く載っています。どういう二次創作にファンの人気が出ているのかわかると、自分が言っているスピンアウトネタがどれだけ価値がないのかあるのか、わかりやすいです(ただし、ファン個人が勝手に自由にしている妄想にすぎないものですから、エロ、グロ、暴力、原作とは全く性格が変わってるあり得ないネタ、などが平気で混じっているので、閲覧時には不用意にみてしまってショックをうけないよう、年齢制限やタグなどをみて、よく注意してください)。
すでに自分の読みたいものが二次創作の形で存在していたら、うんと応援してあげてください。個人がお金ももらわずやっていることですので、応援がないとみんなすぐ辞めます。