投稿先=掲載される予定の場所のルールに完全に従うべきです。
普通は、権威のある学会の発行する学会誌(雑誌といっても非常にアカデミックなもの。大学か研究機関に属していないと投稿資格がない)に投稿するものを(学術)論文といいます。あなたのお読みになった「イントロダクション?謝辞」はそれらから一般的なルールを抽出したものです。普通は、狙う投稿誌の投稿ルールに完全に従って書くことになります。
引用文献の書き方、著者名の順序、要約がぴったり400字、mks単位系に従う、単位はイタリック半角、フォントはaerial、正しい英文であること…など、権威のある学会誌ほど、非常に細かいルールがたくさんあり、守れていなければ査読がざっくりリジェクトをかけてきます。
もちろんデータの取り方も正確でなければ採用はされませんというか投稿すべきではありません。
しかしあなたのご覧になった「福祉分野の論文はそうでもない」ということです。それは(日本語である時点で)すでに、適当な媒体に主張を述べた「論説文」を掲載したものにすぎない可能性が高いです。もちろん、学術論文のルールを一部採用している一般的な国内雑誌もありますが、それは「論文形式の文章」、学術論文の真似事にすぎません。
または学会が未熟で権威もなく、指導力を持っていないため、投稿ルールが国際ルールと一致していないのかもしれません。
そうであっても、ネットにも投稿サイトのルールがあるように、この人力検索にもガイドラインでルールがしめされているように、どこでも最低限の掲載のルールは存在します。公序良俗、著作権その他。何らかの明文化した投稿ルールが未熟な学会の学会誌にでも存在すれば、それはもちろん投稿者として全て守るべきです。(印刷所の指定は論文としての正当性にはなんらかかわりないです)
論文形式にこだわらず主張を含む自由な形式の文章を自前のメディア(自分のサイト、自分のつくるパンフレット)で発表なさりたい、なんなら自分で学会を主宰したいというのであればどうぞご自由に。(まあ、ここでいう自由にとは、著作権上の盗用など、違法な掲載であっても、あなた個人が直接訴えられるだけなので、自己責任でどうぞってことです)
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匿名回答2号![]() |
ジャーナルに投稿するのであれば、投稿する論文の体裁について指定されている場合があると思います。
例えばこちらのページでは中程に論文フォーマットについて指定があり、本文の章立てについては特に何も制約はないようです。
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