たとえば、「わたしは百人一首かるたを1週間で100首すべて覚えた上で3年修行して耳も磨いて全国大会でだれにも負けないで優勝したため永世名人になりました。講演をしますのでききにきてください」
といわれてあなたは素直に聞きに来てくれますか?
それと同じことで、
まず
「TOEICって日本でやってるテストのくせになんでそんなわからない略語なの。なんなの。英検とどこが違うの。どうして自分がそんなもので満点をとる英語マニアの講習きかなきゃいけないの。給料上がるっていうけどどこが仕事の役に立つの。やっぱり記憶ばっかりでつらいんでしょう?」
というところから不満=課題だとおもいますよ。
聴衆のレベルや目的を適切に設定しないと、ご危惧なさっているとおり、うわっすべりのまま終わってしまいます。
あなたが英語を学ぼうとおもった理由をよく掘り下げるか、なにもないなら学びそのものの喜びを伝えることで、英語学習を身近に引き寄せ、人生の張り合いの一つに加えてもらうことを目標にお話したらいいとおもいます。
自分はちょうど最近TOIECの勉強をはじめた初心者ですが、
勉強の時間は確保したけどうーん、何をやろう。ってなったときは、持っているTOIEC本を適当に開いて読んだり説いたりしてみる。
でもこの一時間何を理解したのか・点数につながる勉強ができたのか、よくわからないときが多々あります。
なので、これをこういう感じでこれだけやれば、こういう問題で点が取れるようになるよみたいに、少しでもわかって勉強できたらいいなというのが日頃思ってることです。
受講者は自慢話じゃなくてスコアアップのノウハウを知りたくて来るのだから、
「一日X時間勉強しました」とかじゃなくて、独創性があって裏技的な「XXを使って勉強した」という話がいいですねー
私なら、ボキャブラリーUPの方法が知りたい。「暗記カード作ってひたすら覚える」とかいう話だとがっかりしますね…
1.課題トップ2
・ボキャブラリーUP
・アウトプット能力を磨く(言葉がでてこない)
2・TOEICに対して抱えている不満は何ですか?
・全体スコアだけじゃなくて、各セクションごとの成績が欲しいです
1.「TOEIC学習、ひいては英語学習全般において、あなたが抱えている(いた)課題トップ2は何ですか?」
英語の基本的な統語論など、 それが分かったつもりになっても全然分かってないことなど
語彙が思ったよりも増やせないこと
2・「もし、あるのであれば、TOEICに対して抱えている不満は何ですか?(受験費用が高い、2時間はしんどいetc)」
リスニング,聞き取りが非常に難しい時がある事です。
やはりセミナーに求められる内容は、
具体的な勉強方法だと思います。
本当に、あなたがどのように勉強したのかの方法を
高校で英語をちゃんと学んだ人にとっては、ヒヤリングにつきます。
すごく優しい文章で、何度も聞いて耳を英語に慣れさせること以外にないです。
高校での筆記試験で60点以上取れない人(英会話の前にそもそも文法や単語力がない人)が、英会話習得希望者に紛れ込んでいるので、教育方法や学習方法が多岐にわたってしまうのです。
ある程度まともに勉強して高校や大学を卒業した殆どの人にとって、非常にやさしい文章のヒヤリング能力向上のみが学習課題だと思います。
2個目の課題は、ゆっくり筆記であれば文法を正しいものに変換できる人にとって、課題は、とっさのめちゃくちゃな文法(単語の羅列)でも、それで問題がないと聞いてくれる環境の取得です。
とっさに喋って文法を直されると、そんなこと当然知っているよと、言いたくなります。まずここから(なんでもいいから言うから)入らないといけないと思います。
TOEICに対する希望はありません。完璧です。
セミナーの聴衆を3種類くらいに分けて、その人に合った講演をしないといみがないかも。