「個人用の銀行口座への親からの振込の勘定科目」は、家賃(事業で買った持ち家の一部屋に両親を住まわせている)などといった、他のお金をもらう理由がないなら、「事業主借」です。
事業主貸・事業主借を理解しよう | 複式簿記入門講座
親はあなたに生活費や事業運営費になるお金をあげた(事業内容には関係ない理由で)。
その手段としてたまたまある口座を用いた。と考えられます。
これは親があなたに現金手渡しで生活費/事業費をあげ、
あなたがその場でATMから口座に入れた
というのとほぼ同じことです(事業側の経理からみれば)。
(事業主借の反対仕分けは、現金と、預金でそれぞれ種類がかわってきますが、
結局その日のうちに口座に入れたなら上のように省略して書いてもよい。)
「消すことは考えておりません」とのことで、
蛇足になりますが一応他の閲覧者のためにも書いておきます。
事業用専用でない取引回数の割合が多すぎる通帳
(遊興費のデビットカード引き落とし口座とか、
ネットスーパー食材費が毎週引き落とされるなど)は
敢えて通帳を弥生に登録せずすべて現金決済として考え、
事業用資金の出納のみを帳簿に記帳することにしてもよいとおもいます。
全ての通帳を登録すると預金出納帳の記載が事業運営において、
必要以上に煩雑なものになってしまいます。
帳簿をつけるのに時間がかかって本業がおろそかになっては本末転倒かとおもいます。
親とのやりとりと事業以外あまり使わない通帳ならそのような心配はないでしょう。