自覚症状のあるアスペはごく軽度のものなので基本的に何ら問題はありません。
自覚出来る以上、自覚して言動を抑えることが必ず可能です。
元来、問題とされるアスペは先天性のもので、その顕著な特徴として物理的に肉体的な異形など顕著な症状を伴います。
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匿名回答2号 ベストアンサー |
「孤独なアスペのこれからにご意見をください」
→あなたは孤独を感じるタイプのアスペルガーなんですね。スペクトラムといわれるように程度がいろいろなので回答のヒントにさせていただきます。
「恥ずかしながら私には友人がいません。
もちろん現在おつきあいしている恋人もいません。」
→本当に恥ずかしいのかな、必要なのかなとおもいます。厳しいようですが、あなたがほしいのは、いざというとき看護・介護してくれる母親なのでは。もちろん、そう思う人はアスペルガーでなくてもたくさんいることを前提にして言っています。そして、そのような人々により、孤独なままでもなんとかやっていける手段(たとえばコンビニや薬局のOTC薬、SNSなど)も増えています。
「人の輪に飛び込んでいる間は精神がすり減っていくのを自覚しながらも一定の効果はありました。
しかし自然体としては身につかず現在に至ります。」
→世間一般の自然体を意識しすぎているのでは。世の中には、出かけたり長時間話した後疲れがでてしまって寝込むという人もいて、それがその人の自然体なのでは。「体が弱いながらも、できる範囲で楽しむ」のが自然なのでしょう。あなたはすでに自然体なのかもしれません。この文章によれば、あなたは自分の望む「自然体」が達成できないことを嘆いています。もっと苦労せずに人付き合いをこなして孤独を紛らわしたいとか、意外と望みが高いところにあるわけです。
「私も人並みにごく平凡な幸せを夢見てきたのですが、もう時間切れを意識し始めています。」
→人並の幸せって結婚生活のことでしょうか。これも意外です。ところで年齢はおいくつなのでしょうね。どうして時間切れと思ったのでしょうか、なにか契機があったのでしょうか。
基本的に結婚は婚姻年齢をこえて両性の同意があればいつでもできるとおもいます(重婚は無理ですが)。さらに、ごく軽いアスペルガーの人が、軽い(しかしその人よりは少し重い)アスペルガーの人と相補的生活をつくるための結婚しやすい組み合わせも探しあてられるかもしれません。世間の想定とは逆に、お互いを理解しやすく、弱点を補いやすく、尊重しやすい二人暮らしができる場合もあります。
ただし子供を育てることがあなたの「平凡な幸せ」なのなら、これは何歳であっても、アスペルガーのうち症状の重い人だと難しいです(時期の問題ではないでしょう。)。子供もアスペルガーであったときは、早ければ小学校、遅くとも思春期になったときに子供を通して親も社会の困難にぶつかりアスペルガーが二人そろって泣き出すパニック状況になりやすいです。実家の支援が必要です。(しかし実家もアスペルガーであったりするのですが・・その場合は義母・義父や社会福祉などに頼ります。アスペルガーでもスペクトルの軽い側にいる人はもちろん子供を産む人は多くいます。)
「そこで方向を変え「好きなことに邁進する生き方をするのはどうか」と考え始めました。
実は趣味らしい趣味を持っていないのですが、何かひとつふたつ取り柄を持ちそれを中心に人生を充実させることはできないか?という考えです。
しかしこの選択で良いのか決めるのに、経験値が足りず迷いがある状況です。」
→アスペルガーの人は生来こだわりが強く、好きなことにまい進していられれば無事暮らせる人も多いです。書籍でみても、そのようにして心を安定させたまま暮らせている人も多くいるようですね。あなたも、アスペルガーとしての経験値は人生分すでに積んでいるのではないかとおもいます。ですから、今までになにかしら、ヒントくらいはみつけているのでは。
「何かひとつふたつ取柄を持つ」とか、就職しようとかいうとき、「多種多様な取柄や職種」のなかからうまく適当に選び出すことが、アスペルガーにとっては難しいです。アスペルガーの診断をうけるケースの多くは、バラエティ豊かな義務教育を受ける年代で、学習の過程のどこかで、どう工夫してもうまくできないことがあるため診断をうけたという経緯ではないかとおもいます。
それを思えば、自分で選ぶのはあまりうまくいかないように思います。今まで、図工、特に水彩画だけが非常にうまくできたとか、休み時間本ばかり読んでいたとか、そういうことがあれば質問者もすでに選び取っていることでしょう。
今から一から選びなおすのであれば、あなたを直接よく見てくれている非アスペルガーの人にアドバイスを受けるのがよいでしょう。あなたが無意識的かつ非言語的に発信している感情は、非アスペルガーの人にはわりあいに読み取りやすいので、雑談しているだけでも診断しやすいことがあります。占い師でも気功整体師でもよいかもしれません、人間の肉体的な部分もよく見ることのできる人が(ネット越しよりは)うまくアドバイスをくれそうです。医者は不向きですが、看護婦なら相手がひまなタイミングをみて相談してもよいかもしれません。
先祖代々の気質の継承により家業があると重要なヒントになるとおもいますが、あなたはそれもないのでしょうね。
ではダメ元で(といっても昭和よりはずっとひとりでも生きていきやすいこの世の中で、最初に列挙したように、セーフティーネットは多々あるのでそれほどおびえずに)足で稼ぐ感じで頑張ってください。
やむを得ずおひとりさまで生きていくことになった場合にはこのような書籍もありますので貼っておきます。
あまり「自分で勝手に想定した孤独」に追い詰められないでください、という意味です。
私も軽度発達障害のグレーゾーンであり、長男は、軽度のアスペルガーです。
あなたの苦しみ、悩みよく分かります。そして自分でここまで考えぬかれたこと、尊重に値しますよ。
1ミリでもいい、前に進んで下さい。落ち込んだら話を聞きますよ。
rtaroyma’s blog 見てみてください。発達障害の話もしています。ぜひお待ちしています。
私はつい先日発達障害の診断が下り、質問者さまとまさに似たようなことに悩んでいました。
しかし、友人、恋人には、幸福なことに恵まれています。
そのありがたい状況になれた要因としては、社会的にずれている自分、こだわりを崩せない部分、譲れない部分を持った上で、それを周囲に隠すことなく伝え、その上で、彼ら彼女らに対しできる限り喜んでもらえるように自分なりに気を使ってきたことなのでは、と最近結論づけました。
他者とのかかわりを行うのであれば、自分の無理のない範囲でのことしかできないと思っています。
無理があっては結局続きませんし。
ご自身のできる範囲、できない範囲を見定めていくと、好きなことも見えてくるのではと思います。
専門の仕事をしてます。ただ、精神医療ではないです。
匿名回答という利点を用いて裏話的にアドバイス申し上げます。
結論から申し上げると、介護が必要な程の相当重症ではない限りは、あまり自閉症スペクトラル障害であることに縛られないでください。自己で自己暗示かけるという悪循環に陥ってしまいます。例えば、占い師が「あなたは地獄に落ちる」といわれ、なにかネガティブな事柄にたいして「地獄におちるといわれたから」と了解しているようなものです。特性上の事実を受け止めつつ、かといって、「私はだめだ」と思って自尊心は下げず、回りや社会を直視することです。そこらへんの話は臨床心理の方が専門だと思います。
他の医業種と比べ、臨床精神医学全般において云えることですが、実は、これらは、推測統計や事例研究で症候群を断定してます。換言すると、あくまでも「OOという群がいる(だろう)」と推測して云っているのであって、具体的に主要因が何なのかは、研究者も患者も誰一人わからないし確認する術がないのです。仮に直接医学的検証(例えば開頭手術等)を行うとしても臨床事例数だけでなく倫理上の制約もあって非常に難しいといった研究上の穴があるからこそ、推測なのです。しいてできても追跡研究ぐらいです。かなり大雑把ですが、「よくわからないけど、病名をつけて、悪い反応を薬等で抑えて様子見ていきましょう」といったスタンスです。
ですので、家族が、頭が、年齢が、というのはあまりこだわらない方が得策です。あなたがアスペであることは確かなのでしょうが、その要因が主にどれなのかは誰もわからないし、考えたって人生の時間の無駄。ただ凹むだけ。
例えば、協調性がない、趣味がないならば、自分に嘘つかないで、協調性がないんだ?と先に宣言しておけば、いつもと違った反応示すと思います。
匿名だからこそ私は踏み込んで記せますが、統計手法も知らない、そして提示するエビデンスもない一部の医師気どりのたちの悪い学校先生、福祉関係、心理関係たちが研究等の手柄を立てたく必要以上に必死に患者や家族等の不安を煽ってる節があります。私はこういう人たちをうのみに信じる患者等がいて結果として患者でもない域の人が患者であることを仕立てていて、なんちゃってアスペを人工的に作り混乱させている要因をつくっている節が一部あると思っており、傍目から見てたちが悪く真面目に研究してる者にとって迷惑だと思っております。一昔前は境界性人格障害がいまのアスペルガーと同じ雰囲気だったのですが、あまり最近は聞きませんが、やられているパターンはそう変わりないです。
ただ、これを従事されてる方も含め大義名分もなく敢えて揶揄すると真面目に研究してる方も吠えはじめ、結果として肩身が狭くなる恐れが十分あるので、必要悪として大人な対応しているのが現状です。詳しくは近くの図書館の棚を、特に筆者の来歴も含め見てみてください。発達障害の本が棚いっぱいですが、一方で直接視認ができる病気、例えば外傷・外科分野は非常に少ないことが判ると思います。
最後に繰り返しになりますが、一部おのれの手柄の為だけのために煽ってる方もいるので、あまりそういう方の餌食にならないでほしいです。そして、あなたが信頼できる医業者や支援者を見つけ、現実を悲観しないで直視しつつ、目標を一気に達成するのではなく、ハードルを下げながら、少しずつ達成しようとする気概をもって生きてください。