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統計学に詳しい方に質問「遺伝行動学」のグラフについて

下記のサイトのグラフに関する質問です
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/20120118/296619/?P=1
記事は「すべてに程度の差こそあれ遺伝の影響がある」としていますが
「空間的知性」「論理的推論能力」「言語性知能」以外は
50%前後のものです

単なる印象ですが
50%前後のものは意味のない(情報量の少ない)ものに
なってしまうのではないかと感じました

80%信頼できる情報・50%信頼できる情報・10%信頼できる情報
があった場合
もっとも情報量が多いものは「10%信頼できる情報」で
もっとも少ないものは「50%信頼できる情報」
となることとなにか関係が有る気がしたのですが

果たしてこのグラフを示すのみで
「すべてに程度の差こそあれ遺伝の影響がある」と言えるのかどうか
言える・言えないとしたらそれはなぜか
統計学的な意味で詳しい方にご意見をいただきたいです

専門的な数学・統計学上の言葉が入っても構いませんので
できるだけ具体的なご意見をいただけるとありがたいです

●質問者: 匿名質問者
●カテゴリ:科学・統計資料
○ 状態 :終了
└ 回答数 : 2/2件

▽最新の回答へ

1 ● 匿名回答1号

相関係数の絶対値は、即参照できる資料が今手元にないので、孫引きになりますが、こんな感じらしいですよ。

1.0≧|R|≧0.7
高い相関がある
0.7≧|R|≧0.5
かなり高い相関がある
0.5≧|R|≧0.4
中程度の相関がある
0.4≧|R|≧0.3
ある程度の相関がある
0.3≧|R|≧0.2
弱い相関がある
0.2≧|R|≧0.0
ほとんど相関がない
出典:「社会調査の基礎」放送大学テキスト

なので、ナショジオのグラフ見ましたが、言語性知能以外は0.3以上なので、「ある程度の相関がある(それ以上)」とは言えるということです。環境が圧倒的だからといって遺伝をなしとはしない、ということです。
複数の原因がある場合、それは強弱はあれど、複数の原因があるということだし、相関係数の絶対値が0.2を下回らない限り、それを排除して説明したら、それは統計学に基づく自然科学としてはダメな説明だ、ということですね。


匿名質問者さんのコメント
縦軸を相関係数の絶対値だとした場合 遺伝・環境の相関係数を個別に求めているなら 遺伝R=0.2 環境R=0.2 合計R=0.4 遺伝R=0.7 環境R=0.7 合計R=1.4 のような場合もあると思いますが ここではすべてのグラフが合計1.0 = 100%を示しています 相関係数の合計値との比率で出しているとすれば 遺伝R=0.2 環境R=0.2も 遺伝R=0.7 環境R=0.7も 遺伝50%・環境50%となってしまい 信頼性がありません 遺伝・環境の片方の相関係数を1.0から引いた値 と想定すればすべてが1.0となりますが (そんなやり方をしていいのかも疑問ですが) そうであるならば 遺伝の相関係数のみを示したグラフであるか 遺伝を元に環境の値を算出したなどと明記されていなければ 「グラフをよく見ればすべてに程度の差こそあれ遺伝の影響がある」 ということは言えないような気がするのですが いかがでしょうか?

匿名回答1号さんのコメント
すさまじくざっくり言うと、「氏か育ちか」論争というのは、「政府が生徒を一律無差別として扱った場合、教育にどれほどコストがかかるか、平等と浪費の兼ね合いをどうするか」という目的から生じたんですよ。 そしてすさまじくざっくり言うと、同じように見える双子が別々の環境で育った事例を追って、環境に左右されないもの(これをこの文脈における「遺伝」とする)と、環境で左右されるものを分けるんですよ。そうなると、よほど特殊な前提を置かない限り、二値にならざるを得ない。 この問題に関心のある人は、上記の問題意識や前提は共有しているものだ、という認識が一般にあるというのが妥当な考え方でしょう。 だから、もしここをあえて説明するなら「問題意識を持たない人に問題意識を伝える必要がある」とナショジオが判断したということになります。 だけど、実際にはナショジオは「問題意識を持たない人が、そもそもこの問題に関わってくるということに、問題解決の上からは妥当性はないので、じゃあ説明する必要はない」と判断したんでしょうね。 これは統計学の都合というより、問題解決の都合に準じた判断だと思われます。

2 ● 匿名回答2号

おそらくですが記事のグラフは共分散構造分析の結果を一般の人にも理解しやすいように図示したものではないでしょうか。測定された変数データの変動のうちの何パーセントを(環境か遺伝かという)要因で説明できるかという話ではないかと思います。

少なくとも相関係数の話ではないと思いますよ。
とりあえずこのグラフを示すだけというのも片手落ちだと思いますが、科学記事では細かい分析方法まで説明できないという面もあろうかと思います。


匿名回答2号さんのコメント
共分散構造分析は双子の研究でよく使われています。 [https://www.eurekalert.org/pub_releases_ml/2016-12/ou-j122916.php:title]

匿名回答2号さんのコメント
そりゃグラフだけではねぇ。 まーもう別にどうでもいいけど、参考にしてね。 >> では,厳密に身長や勉強時間,自尊感情における遺伝の影響,共有環境の影響,非共有環境の影響とはどの程度なのでしょうか。これを調べるためには,<b>卵性ごとの相関係数を調べるだけではなく,共分散構造分析という少し複雑な統計手法を使う必要があります。</b> << [http://kts.keio.ac.jp/index.php/%EF%BC%96%25EF%25BC%258E%E8%87%AA%E5%B0%8A%E6%84%9F%E6%83%85:title]

質問者から

グラフの一部の値については
こちらのページの図8下段右側が元になっているようです
http://www.blog.crn.or.jp/kodomogaku/cafe2-1.html

算出に用いた原著論文は見つけられませんでしたが
他の論文を見る限りでは
幾つかのモデルを試しAICという基準などで判定して
(ABICなどの他の基準も検討した可能性もありますが
該当箇所は見つけられませんでした)
もっとも説明できるものを掲載しているようです

ただしこちらの記事でもそれぞれのグラフが
「一番説明できるグラフを載せてるんだろうなあ」
と予測できるのみで
それぞれがどの程度説明できているのか
あるいは他のモデルとどの程度差があるかについては
明記されていないためわかりません

また図8に関する説明を読んでみましたが
相関係数は比較に用いることができる
値によっておおよその信頼度がわかる
というのは基本原則としてわかるのですが
説明されているような感じで
係数をかけたり関数に代入することなしに
直接足し算引き算で新たな相関係数を
計算できるものなのでしょうか?

少なくともナショナルジオグラフィックの記事では
グラフを見るのみでは
「すべてに程度の差こそあれ遺伝の影響がある」とは
言えない気がしてきました


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