国鉄→JR各社・・・ね。
政治主導の新線建設で政府御用達の国家予算使いまくりでおんぶにだっこのJR各社に競争原理が働いたとしてもごく限られたものだっていうのは理解できると思う。
政治絡みで許認可もあって保護されているから競争原理が働かない。
そうでなければ赤字ローカル線の運営などできない。
http://www.jrtt.go.jp/02business/construction/const-seibi.html
財閥解体の時には、確かにそういう面もあったが、高給取りが揃うJR各社には当てはまらない。
机上経済学 ? 市場・紙上・私情 vs 競争心理 ?
かつての国鉄は、下山・三鷹・予讃線の三大ミステリー(1949)以来、
日本最大の労働組合として、乗客そっちのけの労使交渉に明け暮れた。
私鉄各社も、運賃競争がないので、市場原理なき内部紛争ばかりだ。
伊勢湾台風(19590926)で近鉄だけが「沿線住民を無視できない」と
統一ストライキから脱退、他社の妥結内容にしたがう方式を打ち出した。
日の丸の鉢巻をしめた共産主義者が、いまも労働組合を指導している。
新幹線の技術は世界一の水準にあるが、乗客の認識は古く感傷的だ。
── 高倉 健《駅 STATION 19811107 鉄道員(ぽっぽや)19990605 東映》
http://d.hatena.ne.jp/adlib/19790912 ダイヤは眠らない