永住するつもりでなければ賃貸した方がいいと思います。
とはいえ、「築45年」を勧めるつもりはありません。
その時期だと耐震基準がいい加減です。
https://allabout.co.jp/gm/gc/25775/
地震の少ない土地も、地盤が強固な土地もあるけどね。
そういう例外は少ない。
それだけ古い物件だとレベルとスケールと曲尺を持って行って現物の歪み具合をチェックしてみればだいたいの処が分かる。
歪みが少ない物件だったらお買い(お借り?)得かも。
陽当たりとかアクセスとか色々な条件があるけど、物件そのものを測ってみて歪みが少ないようなら耐震基準はあまり気にしなくても大丈夫な場合が多い。
現在の耐震基準は軟弱地盤に建設された場合でも大丈夫な設定だが、逆に言えば軟弱地盤でなければそれほど丈夫に作る必要はない。
ついでに言えば、買い取りを勧める業者は私なら信用しない。
買い取りの方が金額が大きく、業者の利益が大きいのが常識だが、客の立場では借りる方がリーズナブルだ。
マンションは築数十年となると資産価値がマイナス査定になる。
なぜなら建てかえの際の撤去費用が一般住宅に比べて膨大で、査定の際には隠れ負債として査定額に掛かってくるから。
買い取るなら永住前提だが、何度か繰り返されることが予想される修繕費用も高額になってくる。
収入が落ちた後も住み続けるとなれば修繕費用を払えなくなる可能性もある。
そういった事情でお化け屋敷のようになっているマンションも多い。
賃貸と購入を比較するなら、
・家族がいるなら購入(団体保障にはいっておけば死亡時に残金チャラで保険がわりになる)
・購入ならマンションより土地付き一戸建て(土地の方が資産価値が下がりにくい)
・マンションなら駅から徒歩15分圏内。バス利用が必要な場所はNG
※アクセス便利だと資産価値が目減りしにくい
※住民が高齢化してゴーストマンション化する危険を避けるため
・マンションで築年数の長いものは、他に住民が100%近く住んでいるか確認。建て替え予定年数は絶対確認。
※住民で建て替え費用を折半するので、住民が少ないと個人負担が莫大になる