ｻｰﾊﾞｰとは｢ｻｰﾋﾞｽを提供するもの｣という意味です｡世の中にはたくさんのｻｰﾊﾞｰがありますが､その内容は様々であり､｢誰でもｱｸｾｽ出来るもの｣もあれば｢誰でもはｱｸｾｽできないもの｣もあります｡
また誰でもｱｸｾｽできると言っても､ｱｸｾｽできるのはあくまで｢ｻｰﾊﾞｰが誰でもｱｸｾｽできるように公開しているｻｰﾋﾞｽ｣だけですし､その機能についてもﾒﾝﾃﾅﾝｽ等で一時的に利用できなくなる事もあります｡

言って見れば､ｻｰﾊﾞｰと言うのは､｢ｲﾝﾀｰﾈｯﾄ内に開かれたお店｣のようなものです｡誰でも利用できるお店もあれば会員証がないと入れないお店もありますし､入れると言っても客が店のﾊﾞｯｸﾔｰﾄﾞにまで入れるわけでもないですし､定休日などで利用できない事もあるわけです｡

ｽﾏﾎｹﾞｰﾑの場合､ｹﾞｰﾑ自体はｻｰﾊﾞｰではなくｽﾏﾎ内にあります｡ただし､大抵のｽﾏﾎｹﾞｰﾑは､そのｹﾞｰﾑのﾃﾞｰﾀを常にｻｰﾊﾞｰとやり取りして動いています｡ｻｰﾊﾞｰはあくまで｢ｹﾞｰﾑのﾃﾞｰﾀをやり取りするｻｰﾋﾞｽ｣だけを提供しており､ｽﾏﾎ内のｹﾞｰﾑが｢ﾃﾞｰﾀを利用するお客さん｣として動いているのです｡
また､そのｻｰﾊﾞｰはあくまでそのｹﾞｰﾑのﾃﾞｰﾀを提供するだけのｻｰﾋﾞｽになっていますので､そのｹﾞｰﾑ以外からは一切利用できません｡そのｹﾞｰﾑの方もまた､そのｻｰﾊﾞｰ専用として作られていますので､使えないからといって他のｻｰﾊﾞｰにするという事は一切出来ません｡
このため､ｻｰﾊﾞｰが一時的にでもｻｰﾋﾞｽ停止(つまりは閉店)していると､ｹﾞｰﾑは遊ぶ事が出来なくなるわけです｡

ｻｰﾊﾞに接続しないﾀｲﾌﾟのｹﾞｰﾑもあります｡
ｻｰﾊﾞに接続するﾀｲﾌﾟのｹﾞｰﾑはMMOとかｿｰｼｬﾙｹﾞｰﾑとかいいます｡
他のﾌﾟﾚｲﾔｰと協力ﾌﾟﾚｲするようなﾀｲﾌﾟのものが多いです｡

ｻｰﾊﾞとはｸﾗｲｱﾝﾄｻｰﾊﾞﾓﾃﾞﾙのｻｰﾊﾞの事であり､
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%88%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%A2%E3%83%87%E3%83%AB
http://www.tdk.co.jp/techmag/knowledge/200805/
この場合､ｽﾏﾎはｸﾗｲｱﾝﾄになります｡
ｻｰﾊﾞは数百人､数千人という大勢のｸﾗｲｱﾝﾄから
要求される大量のﾘｸｴｽﾄを処理します｡
ｻｰﾊﾞの仕事が少なければ少ないほどｻｰﾊﾞの反応速度は早くなりますので､
ｸﾗｲｱﾝﾄ側で処理できる作業は全てｸﾗｲｱﾝﾄ側に任せてしまうんです｡
このように､両者はそれぞれ異なる役割の仕事を行いますので､
当然ながら走らせるﾌﾟﾛｸﾞﾗﾑもそれぞれ異なります｡

ｻｰﾊﾞは24時間365日ずっと電源を入れっぱなしなんですが､
機械なので当然故障などもありえます｡
ｻｰﾊﾞが故障してしまうとどうなるかというと､
頑張って育てたﾌﾟﾚｲﾔｰﾃﾞｰﾀが全て吹き飛ぶわけですね｡
そうなった場合にも被害を最小限に留めるため､
定期的なﾒﾝﾃﾅﾝｽでｸﾗｲｱﾝﾄからの要求を止めて､
ﾃﾞｰﾀのﾊﾞｯｸｱｯﾌﾟを行ったりします｡
ﾃﾞｰﾀは普通ｻｰﾊﾞ上にあります｡ｸﾗｲｱﾝﾄ側にはありません｡
ｸﾗｲｱﾝﾄ側でﾃﾞｰﾀを管理するとﾃﾞｰﾀの不法改造がやり放題ですからね｡
このﾒﾝﾃﾅﾝｽを行えるのは運営会社の人だけですので､
その意味では誰でもｱｸｾｽできるわけではありません｡
でもﾒﾝﾃﾅﾝｽしていない時であれば誰でもｱｸｾｽできます｡
ただし､自分のﾃﾞｰﾀにｱｸｾｽできるよう､
IDとﾊﾟｽﾜｰﾄﾞを入力して自分のｱｶｳﾝﾄにｱｸｾｽしているはずです｡

> ｻｰﾊﾞｰは､誰でもｱｸｾｽできるものじゃなくて

ここの｢ｱｸｾｽ｣にはいくつか種類かありますのでそれらの種類を分離せずに｢誰でもｱｸｾｽできるものじゃない｣というのは一部正しく一部誤りです｡

｢ｻｰﾊﾞｰを操作するためのｱｸｾｽ(A)｣は一部の人にしかできないようになっています｡
｢ｻｰﾊﾞｰとｹﾞｰﾑの情報をやりとりするためのｱｸｾｽ(B)｣はｽﾏﾎに許可されています｡

> ｹﾞｰﾑは､本当はｹﾞｰﾑ会社にあるｻｰﾊﾞｰっていうﾊﾟｿｺﾝの中にあって､ｽﾏﾎからｹﾞｰﾑ会社のｻｰﾊﾞｰにｱｸｾｽすることでｹﾞｰﾑが出来る

の｢ｱｸｾｽ｣は上記の(B)です｡

> ｻｰﾊﾞｰは､誰でもｱｸｾｽできるものじゃなくて

の｢ｱｸｾｽ｣は上記の(A)です｡

> ｻｰﾊﾞｰで仕事をする人がいて､その人が仕事をしている間はﾒﾝﾃﾅﾝｽ中だからｹﾞｰﾑが出来ない

この部分は(A)をする際に場合によっては(B)が邪魔になるｹｰｽがあるため､(A)の操作によって一時的に(B)を遮断した場合に成立します｡(B)が邪魔にならない場合はﾒﾝﾃﾅﾝｽ中でも(B)を遮断せずにｹﾞｰﾑがそのままできる場合もあります｡