▽1
●
匿名回答1号 ベストアンサー |
捜査の指揮権は発生地に、逮捕には現地警察の協力を要請する。
広域事件については、アメリカは州警察とFBI(連邦警察)があり、
日本では警視庁(東京都警)と県警が協力することになっています。
捜査の展開に応じて、指揮権が移動するので、いわば泣き所なのです。
グリコ森永事件では、大阪府警に捜査本部があって、容疑者を追って
いるうち、滋賀県警に検問されたものの、連絡不行届きのため取逃がし、
世論が炎上したため、本部長が焼身自殺しています。
ネオ麦茶と名乗る少年のバスジャック事件では、九州で発生し、本州
の県警を順に東上したため、県境ごとに現場が移動し、捜査全体の指揮
が混乱しました。オウム事件では複数の現場が混乱を招いています。
映画では《張込み》《砂の器》《夜の走査線》《ブレードランナー》
などが虚実交々の傑作です。かたやテレビ《太陽にほえろ》《Gメン》
などは、これでもかというくらい真っ赤なウソで塗りつぶされています。
意外にも、初期のテレビに《事件記者》や《七人の刑事》などの秀作
シリーズがあり、テレビが普及し、ビデオやカラーの技術向上によって
視聴者が増えるにしたがって、緊迫感が失われました。