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平賀源内のエレキテル実験に百人赫(ひゃくにんおびえ)がありますがこれはなぜ人々は痛みが生じるのでしょうか?

●質問者: j4mika
●カテゴリ:科学・統計資料
○ 状態 :終了
└ 回答数 : 1/1件

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1 ● Mad-Tanuki
ベストアンサー

エレキテルは簡単に言えば静電気を発生し、溜めることができるものです。
百人赫の実験では、
数十人の人間を一列に並ばせて、隣の人と手をつないでもらい、
両端の人間をエレキテルから伸びる金属線に接続します。
これで、エレキテルを電源、人間を導線にした回路が完成します。
エレキテルに蓄積された静電気は人の手、腕、肩を経由して流れるので、手をつないだ人間は全員、同時に感電します。
(エレキテルが発生する静電気は電流は非常に小さいですが、電圧は非常に大きいため(数十万?数百万ボルト)、たくさんの人間の体を同時に感電させることができます)
痛いわけではなく、腕の筋肉が瞬間的に収縮する「ドンッ」という衝撃を感じます。
低周波治療器で筋肉がびくっする感じと同じことです。
これが、手をつないだ人全員に同時におこります。

エレキテルの仕組みは、「ライデン瓶」で検索するとよくわかります。


j4mikaさんのコメント
回答いただきありがとうございます。 痛いと言うよりも痙攣で驚くと言うことでしょうか?なお、一人でライデン便コップを作りやったことがあるのですが、痙攣すると言うよりも単純にパチと行った部分が痛かった記憶があります。 大人数となりボルト数を上げる必要がある場合、瓶を振れる人の指には大きな火花が散り相当にいたいのでしょうか?(瓶を振れる人と、間にいる人とでは痛みの質に違いがありますか?)

Mad-Tanukiさんのコメント
>痛いと言うよりも痙攣で驚くと言うことでしょうか はい、ぼくの主張はそのとおりです。 コップで、しかも一人でやる場合、すでに電圧が発生した電極に触れることになるので、指と電極の間で火花放電が起こり痛みを感じることがあります。 (冬に静電気がいたいのと同じこと) その場合でも、大勢でやれば、電極に触る人以外は痛みではなく、痙攣で驚くことになります。 また、電極をしっかり握った後で電圧をかける工夫をすれば(電極とコップの間にスイッチをつけるなど)、両端の人も痛みは感じないはずです。 100人近い大人数でやるときもコップでやることができます。 その際にはなるべく多量の電気をコップにためておく必要がありますが、そもそもコップにためられる電気量には上限があるため、痛みを感じるとしてもやはり冬の静電気程度で済みます。

j4mikaさんのコメント
返信遅れすみません。とても参考になります。 ちなみ、この痙攣というのは実際に試されたお話になりますでしょうか?なかなか複数人で実験する機会がないため気になっています。

Mad-Tanukiさんのコメント
実際の経験です。 科学実験教室のスタッフをしていたので、予行演習含め、いろいろな電撃を食らってきました(笑)

j4mikaさんのコメント
ありがとうございます。 実際に電撃を食らっておられたのですね(笑) とても参考になりました!
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