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AichiKaoru ●100ポイント ベストアンサー |
https://www.excite.co.jp/news/article/zuuonline_86733/
日経平均先物の市場参加者が、証券会社や国内外の機関投資家などの
大口投資家が中心であり、日経平均先物は、個別銘柄に比べて
売る人も買う人も多く、取引に厚みがある。
大口投資家にとっては希望した水準で売買ができる可能性が高く、
素早く取引が完了するため、使いやすく安心感がある。
このため、日本株全体に影響を及ぶような好材料が出ると、
日経平均先物への買いが優勢となり、理論価格から離れて上昇する。
こうなると今度は、割高になった日経平均先物を売り、
割安な現物株を買ってサヤを抜こうとする取引を行う市場参加者が登場する。
この時、現物株には成り行き買いが入るため、
売り手が少ない銘柄では価格が跳ね上がるケースもある。
この結果、成り行き買いが一巡すると、
現物株で構成する日経平均株価自体が日経平均先物に追随して上昇した形となる。
逆に、日本株全体に影響を及ぼすような悪材料が出た場合には、
最初に日経平均先物が売られ、理論価格を離れて大きく下落する、
ということが起こる。
日経平均先物価格が日経平均株価に比べて売られ過ぎの状態になると、
今度は割安な日経平均先物を買い、割高な現物株を売る裁定売りを行う
市場参加者が出てくる。
現物株は一斉に売られ、日経平均株価は日経平均先物に追随する形で下落する。
先物市場と現物市場では市場参加者が異なり、値動きにかい離が生じる。
各参加者には、運用資金や投資スタンスに違いがある以上、
こうしたかい離が生じるのは自然なことです。 とのことです。